西安・シルクロード旅行記-3
西安・シルクロード旅行記-4へ続く
5日目)カシュガル→ウルムチ(エア便)、午後、ウルムチ 新彊ウイグル自治区博物館
中国最西端のカシュガルから、新彊ウイグル自治区の区都ウルムチまで、かつての「天山南路」上空を満席の国内便で移動した。
新彊ウイグル自治区博物館
「楼蘭美女」ミイラ
新彊ウイグル自治区博物館は、無料。新彊の歴史、少数民族、シルクロードなどの展示で飽きない。
目玉は「楼蘭美女」のミイラ。
南航明珠国際酒店
紅焼排骨面
ウルムチは、高層ビルの林立する大都会だ。最初に安いホテルを断られ、仕方なしに5つ星ホテルへ。
初めて風呂付きの部屋。夕食は、ホテル近くで「紅焼排骨面」を食べる。小椀で7元。(約90円)
6日目)ウルムチ→トルファン往復バス、トルファン 交河故城、ベゼクリク千仏洞、火焔山、高昌故城
長距離バス
トルファンバスターミナル
ウルムチからトルファンまで長距離バスで、185km、3時間弱、40元(約520円)。
風力発電
塩湖
ウルムチ、トルファン間で、風力発電の風車が、数10kmに渡り数千基もあり圧倒される。バスの車窓から大きな「塩湖」と「小草湖」が見える。両方とも湖面が真っ白だ。
交河故城入口
交河故城
絶壁下の河
干し葡萄の乾燥庫
トルファン近くの「交河故城」は、2つの河の交わった所の「中洲」に城の址。両側の河へは絶壁。まさに自然の要塞だ。
対岸にレンガ造りの「干し葡萄の乾燥庫」が見られる。トルファンは、葡萄の名産地。
火焔山
ベゼクリク千仏洞
千仏洞内の壁画
石窟前で
トルファン郊外の「火焔山」は、横すじの入った赤や茶色に見える山。「西遊記」でおなじみだ。
「火焔山」のふもとにある仏教遺跡、「ベゼクリク千仏洞」を訪れた。断崖に掘られた石窟の中に、壁画がある。
残念なことに、色彩豊かな涅槃図などが、破壊されたままである。もちろん、計画的に修復中。
高昌故城1
高昌故城2
トルファン郊外の「高昌故城」は、広大な日干しレンガの遺跡。中心部へは、ロバ車で行くのだが、あえて乗車を断り約30分歩いた。
35度を超す暑さだが、湿度が低くさわやか。
廃墟となった故城を見ると、昔何万人もの人々が暮らしていたことが、信じがたい。
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