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オリジナル・スティーリー・ダン
![]() 1993年、OverseasRecordsというレーベルから日本では、テイチク(株)からリリースされたスティーリー・ダンのデビュー前の音源です。 最近叉再発(99年5月21日)されたようで問い合わせがありましたのでここで紹介となりました。( CD番号 : TECW 20847 ) このCDは、メジャーレーベルから発売されているとはいえアーティスト公認では無いためこのコーナーに記載することに致しました。 1969年頃、フェイゲンとベッカーは、音楽出版会社やレコード会社に自分達の曲を売り込んでいたのですが、そのころジェイ&ザ・アメリカンズのメンバーである、ケニー・ヴァンスの力を借りてデモテープをスタジオでレコーディングすることができたわけで、これがその記録です。 数曲でデニー・ダイアスの紹介でこの頃一緒に行動していた、キース・トーマスという人物のリード・ヴォーカルが聴けます。 1. 6. 4. 5. 6. 7. 10. 15. のレコーディングと 2. 3. 5. 8. 9. 12. 14. 16. 17 のレコーディングと11. 13. の出所不明音源(Pretzel Logicのレコーディング当時のラフ・ミックス)で構成されています。 個人的には、「Android Warehouse」(The Covers Of Altamiraの原曲、 Fagenのヴォーカルとピアノだけのアコ−スティック・ヴァ−ジョン)「Brooklyn」「The Mock Turtle Song」「Brain Tap Shuffle」「Don't Let Me In」が好きです。スティーリー・ダンの公式盤を全てお持ちの方にはお勧めです。既に完成されたアーティストの片鱗を随所に垣間見られます。 上記に出てきましたケニー・ヴァンスが1983年にフェイゲンとベッカーの承諾なく発売したのが「ベッカー&フェイゲン アーリー・イヤース」で、このCDがリリース後、この音源物で怪し気なCDが8枚程リリースされています、がここで紹介致しました「Founders Of Steely Dan」もその一連の作品です。
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live at the Ellis Auditorium Memphis, TN. May, 1974.
![]() 1974 年5月 Memphis ほぼ完全収録の良好サウンドボード。この時期のコンサートの様子を如実に捕えた優良音源です。 「Brooklyn」「Show Biz Kids」など珍しい曲満載。
公認盤ではメイン・ヴォーカルとしての歌が聴けない、Royce Jones のメイン・ヴォーカルの曲が数曲「Brooklyn」
同じ時期のライブ海賊盤には、下記の音源があります。
1974 年 3 月09日 - San Diego 完全収録ではありませんが良好なサウンドボードです。
live at Sandiego,CA March 9 1974. (Tracks 1-8) live at Record Plant Los Angels,CA March 20 1974. (Tracks 9-13)
![]() Bootlegでリリースされていた「Metal Leg」「Live」のライブ音源を編集したCD。しかし「Live」に収録曲が 全て収録させている訳ではなくReeling In The Years、Mobile Home、Rikki Don't Lose That Number、 Pretzel Logicとカットされている曲も有り、同様に「Metal Leg」に収録の1974年3月10日にプレーされた Barrytownは9日の音源では無い為カットされている。「Memphis Blues Again」1974年5月1日収録のブート 同様、演奏、音質とも素晴らしいです。 Tracks 1-8・1974 年 3 月09日 - Sandiego 完全収録、良好なサウンドボードです。 Tracks 9-13・1974 年 3 月20日 - Los Angels 、スタジオで行われたラジオ局「KMET」放送用ミニ・ライヴ音源。
Track 1-8 Katy Lied Sessions 1974-1975 Out Takes Track 8 The Royal Scam Demo Track 9 10 Live Takes 1973?
![]() 音質は悪いです、ドラムスのカウントから収録されている曲が多くスタジオ・リハのようにも聴こえる、 しかし、ラフ・ミックスのオケにラフ・ヴォ−カルをかぶせたようにも聴こえる、いずれにしても マニア向けの音源です。
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Dirty Work TOP / SD-74003D-1〜2
![]() 当初はまだブート・リリースが少なかったので期待をして買ったのですが? ボストン公演は聞いてて頭が痛くなってくるし未CD化のダラスはスクラッチ・ノイズがやたら目立つし期待しただけに残念でした。しかし当時、「Second Arrangement」(フェイゲンのカウントで始る初期バージョン:Bass. Key. Vocal Only)とRehearsal Sessionsの音源は、貴重な物でした。 ![]() 「Second Arrangement」(Steve Gaddのカウントで始る、オリジナル・バージョンが消された後の再録音の物と思われるヴァージョン。Bass : Will Lee g : Hiram Bllock? )とRehearsal Sessions1976の音も、Second Arrangementという、右の写真のCDの方が、良いです。 GAUCHOのOut Takesは、音も悪く内容も「やれやれ......」です。
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St.Louis , Missouri U.S.A. September,1 - 1993 KTS519 / 20
![]() 裏ジャケットに from the Mixing Desk - Total Running Time 2h 13'39"と書いてある通りライン録りのリアルな音が録音されています。 ハイもベースも鮮明です。1996年頃に出回った物です。 なぜ宅からライン取りの音が外部に流れこうしてCDに成るのかは未だに不思議ですが、このCDは、リユニオン初のツアーのブートで私が聴いた中でも一番音の良いものです。ツア−に同行してステージ横でモニターしていたロジャー・ニコルさんのヘッドフォンに聴こえていた音がこの音だったと思われます、したがって、ステージにいたフェイゲン始め他のミュージシャンのモニターから聴こえていた音がこのCDで聴けるという訳です。有り難いことです。必聴盤です。
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New York August 24, 1993 Front Row FRONT38〜39
![]() リユニオン後、初めて耳にしたライブ 音源です。 94年、日本公演前の発売でしたので、興奮して聴いた記憶が有ります。しかし、当然、隠し撮りのため、音はあまり良く有りません。ですが歴史の記録として貴重な音源です。観客の興奮も非常に良く解ります。 再結成以後のサウンドボード音源として93年9月1日のセントルイス、「Doing It Live」(完全収録ですが、FMは演ってません、ステレオ・ライン収録で音が大変良いです!) 同じくサラトガ93年8月 22日( このCD「The Summer Of 93」も、ステレオ・ライン収録で音が大変良いです!しかし、THIRD WORLD MAN〜FMまで別の日付(たぶん)のオーディエンス・テープを継ぎ足してあたかも完全収録を謳っている様です ) 94年4月17日の「At the Bay Area」(東京ベイNKホール)が 有ります。
Meadows, Amphitheater,Irivine, CA Sep. 17, 19964 2000GFRR 042
![]() 1994年8月から始まったアメリカ・ツアーの模様が余すとこなく聴くことができる「エクセレント!」なCDです。 94年のこのツアーの音源は、Bootでも少ない為貴重盤です。93年のツアーで訪れていない都市を中心に国内(米 21回公演)ツアーが行われその20回目の公演の模様が収録されている。93年とメンバーが、Drums : Peter EeskineからDennisChambersに、 Guitar : Drew ZinggからGeorge Wadenius に変わっている。両人のプレーが光ります。 Irvine Meadows Amphitheater, Irvine, CA.では9月16日と17日公演が行われその2日目のMixing Deskのライン音源です。もちろんステージの隣には例によってEngineerのRoger Nicholsさんが、結果的には95年にリリースされたライブ・アルバムの為レコーディングがされていました。1曲めから9曲目が前半のステージ20分の休憩後10〜12のサイドメンのインストが演奏され13曲目からフェイゲンが歌います、93年のツアーでは、フェイゲンとベッカ−が表われる前に(Instrumental Overture)The Royal Scam 〜 Bad Sneaker 〜 Ajaが、有りましたがこのツアーでは、True Companion〜Ajaで始まりますが全てフェイゲンが始めから歌っています。1993年9月1日収録の「Doing It Live」と並ぶ高音質の必聴盤です。
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Manassas, VA ( Nissan Pavillion ) July 21, 1996 Midnight Beat Records MB CD 101〜2
![]() 1996年7月から始まったワールド・ツアーの模様が余すとこなく聴くことができる「エクセレント!」なCDです。 テレビ放映のためこの日(1996年7月21日)の公演 の映像と音が記録されました、もちろん映像も非公認ビデオ「ART CRIMES TOUR」として入手可能です、盗み撮りでは無いので、アップも多く、画像処理も凝っています。しかし、このビデオは音があまり良く有りません。 そこでこのCDです、音はライン撮りで公式盤といってもおかしく無い素晴らしい録音です(しかし、ミックスは当然甘いですよね)。公式盤の「Alive In America」には収録されていない曲の他、新曲(未発表曲)「Jack Of Speed」「Wetside Story」が2曲聴けます、「Wetside Story」は同年10月に行なわれた日本公演でもプレーしていません、又、ツアー・メンバーも公式盤の「Alive In America」とでは、Tom Barney (B)とCorelius Bumpus (T.Sax) 以外、異なるため前回のツアーと随分サウンドも違い必聴盤です。
Japan Osaka GrandCube Osaka May 16, 2000 2000 Sylph Records SP-051650
![]() 2000年5月の大阪公演を聴くことができるCDです。ステレオ・オーディエンス音源(DATマスター?) オーディエンス音源ですが、ヘッドフォ−ンで聴いていても良好な音源です。 当然、曲間の拍手は大きく聴こえライブらしいディレイがかかった音で収録されていますが、それが叉会場にいる様な臨場感を感じさせます。安心して聴ける貴重な音源です。 日本公演の他Boot は、2000年5月14日、東京国際フォーラム収録の「Opening Night 2000」 2000年5月15日、東京国際フォーラム収録の「SWINGIN' SO HARD」2000年5月19日、 福岡メルパルクホール収録の「LIVE IN FUKUOKA '00」が有る。
New York Sony Studios Jan.28th And 29th 2000 Shout To The Top STTP 079
![]() テレビ・ショ−「In The Spotlight」の番組の完パケを収録している。そのため曲間に数カ所コメントが入る。 テレビ番組なので音源は良質なステレオ・ラインです。しかし、ヴィデオかDVDでお持ちの方には不要かな?
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Steely Dan caves August 11,2003 Live at Pine Knob Musice Theater,Clarkston(Detroit),Michigan
![]() 「Everything Must Go」リリース後、アメリカ・カナダのみで行われたツアー11日目のミシガン州でのライブ音源です。 ネットにもプレイリスト等ほとんど情報が無かったのですが、これでツアーの模様が把握できました。 メンバーは、Drums:Keith Carlock Bass:Tom Barney Guitar:John Hering Keyboards:Ted Baker Sax:Cornelius Bumpus Walt Weiskoph Pet:Michael Leonhart Trombone:jim Pugh Backing Vocals:Carolyn Leonhart Cindy Mizelle Cynthia Calhoun とほぼレコーディング・メンバーと同じです。 ジャケットに、Soundboard Recordingとなっていますが、信じてよい良質なサウンドボードです。必聴盤です。 Everything Must Go からのナンバーは3曲。Gauchoからのナンバーが2曲。Ajaから5曲。The Royal Scamから4曲。 他アルバムから3曲。Ray Bryant(piano)のジャズナンバー1曲。ニュー・チューン1曲。と各アルバムから選曲されている。 特記するべきは、アルバム「Everything Must Go」で全曲良いプレイを聴かせてくれた、Keith Carlockのドラムス。 ん〜是非来日して欲しかった。C.Bumpusが亡くなってしまった為、同じメンバーでのライブはもう聴けない・・・・・・ 最強のメンバーによる最高のライブ・バンドが、最高の音楽をライブで聴かせてくれた記録がここにある。 (2003.5.9)
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The Steely Dan Show August 1, August, 82003 Live at Keller Aud: PCPA, Portland or United Center, Chicago, IL.
![]() 「Everything Must Go 」リリース後、アメリカ・カナダのみで行われたツアーのライブ音源です。 CDの盤のプリントは、2003 august 1st PORTLAND,OR NEW TOUR! Park West Chicago,ILとなっていてツアー日が限定できません。 United Center, Chicago, IL.は、8月8日にライブが行われました。ジャケットの裏には、2003 august 1stとクレジットされています。 メンバーは、Drums:Keith Carlock Bass:Tom Barney Guitar:John Hering Keyboards:Ted Baker Sax:Cornelius Bumpus Walt Weiskoph Pet:Michael Leonhart Trombone:jim Pugh Backing Vocals:Carolyn Leonhart Cindy Mizelle Cynthia Calhoun 会場で、PAのスピーカーを通過した音のオーディエンス録音なので、会場のライブ感が伝わる録音となっている。 8月11日プレイした「Black Cow」はこの日はプレイされず「Everything Must Go」リリース前にシングルカットされた「Blues Beach」が演奏されている。
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February 11,2003 Live at Piano Jazz With Marian McPartland Manhattan Beach Studios
![]() マンハッタンにあるラジオ番組「Piano Jazz」にゲスト出演した、フェイゲンとベッカーのトークと演奏が楽しめる。 1918年生まれで50年代からアルバムをリリースしている。マリアン・マクパートランド(Piano)&パーソナリティ、ジェイン・レンハート(b)キース・カーラー(drs) に、フェイゲンとベッカーが参加した演奏がインタビューの間に入る。 リラックスした2人の話と、ジャージーなプレイが聴ける貴重盤です。 デューク・エリントンの『Things Ain't What They Used To Be」は、マリアン・マックパートランドとフェイゲンがピアノ・デュオを聴かせてくれる。 Special Thanks to このページは、名古屋市在住の細貝氏の協力のおかげで作ることが出来ました。 貴重なコレクションの提供、ディスク内容のコメント、ありがとうございます。感謝申し上げます。 札幌のM.Tさん情報ありがとうございます。感謝申し上げます。 |