パターンあやとりの世界


第3章:三本指パターンあやとりにおける様々な装飾処理・終了処理

 この章では、三本の指に1つずつ輪がかかった状態(三本指パターン)から、あやとり作品として見栄え良く仕上げる終了処理(エンディング)をご紹介します。もともとは特定のあやとり作品として知られているものを様々な開始処理や継続処理をした後で行うと、組み合わせによっては複雑で非常に美しいパターンができるのです。

Fig.3-01:三本指パターンからの終了処理

 例えば、前章でご紹介したパプアニューギニアの亀 を開始処理として、いろいろな終了処理を適用してみました。

Fig.2-32:パプアニューギニアの亀

 本章でご紹介するいくつかの終了処理です。「パプアニューギニアの亀」と相性の良いものもあれば、いまひとつのものもあります。

「焼け焦げた葉のククイ」の処理 「ダンスの舞台」の処理
「イヌイットの網」の処理 「大きいテントの幕」の処理
「アムワンギヨ」の処理 「エオンガツバボ」の処理

 以下、こんな順番でご紹介してゆきます。最初に新しい用語である「外側」「内側」を説明するページを設けました。それに続いて様々な終章処理を説明してゆきます。

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2021.05.05
長谷川 浩(あそびをせんとや)


(c)2021 長谷川 浩
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