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ここは郵便局長の細川さんの農園だそうですが、案内板は細川農園・入園管理の方は西久保開発さん。 

 どうやら、管理する人もお留守の様で、かつてに小屋から籠もお借りして摘みはじめます。

皆さん摘み取る姿もバッチリ決まっています。   甘いかどうか確認しながら。

摘み取りは順調で、予定よりかなり早く目標の収穫が出来た様です。

 

収穫が終わっても、管理人さんの姿は見えません。  

 しょうがないので、細川さんのお勤めの郵便局へと向かいます。

ブルーベリーの担当はオバーチャンだそうで、郵便局の下の細川さんのご実家の方にうかがいます。 

 実家の方には、西久保開発の看板がかかっていました。  

 頼みのオバーチャンも居られないので、局長さんにおいでいただき、清算していただきました。 

細川さんの実家の前は、前回若宮を訪れた時に、昼食をいただいた・おぐさんちのすぐ前でした。 

 皆さん清算も無事に済んで、予定よりかなり早くなった様ですが、

今日の昼食は・おぐさんちではなく、別の処を予約された様で、そちらへと向かうことになりました。

このあたりはヤマユリが多くある様で、あちこちの家の庭先に咲くのが見られました。 

 ヤマユリの咲くのも今年は少し早めだとの事でしたが、白林荘のヤマユリも大いに期待出来そうです。

   
ちょっとよりみち:八ヶ岳アルパカ牧場

昼食までにはちょっと早すぎるので、食事処の近くにあるアルパカ牧場によってみることになりました。 

 地図を頼りに探しながらいきますが、なかなか見つかりません。

  諦めかけたところで看板発見、無事到着出来ました。  

 アルパカ牧場は、富士見ファーム青少年育成センターによって、平成25年に開園したそうで、

入園料は無料ですが、いろいろな有料のイベントもやっているそうです。 

 アルパカはアンデスではなく、ニュージランドからやって来たそうです。

アルパカのハッピー。奥にはアルパカの赤ちゃんも居るそうです。

周りは、牛の牧場と牧草の畑・花栽培のハウス等が並んでいます。  

アルパカの散歩コースをちょっと散歩。

   
ちょっといっぷく:カフェバー&グリル・ぞうさん

今日の昼食は、エプソン諏訪南事業所近くにある・ぞうさんです。 

 ここは、障碍者就労支援会社・ぞうさんが昨年オープンしたところだそうです。  

建物は二階建てよく見ないと食事処があるとは気づかずに通りすきそうです。  

 この日は、丁度前の道も工事中でうっかりと見過ごしてしまいました。

  店に入ると中は、かなり広く御洒落な空間が広がります。

  二階は、生活介護の事業所として使われるとか。

メインとなるパスタは、自家製の生パスタで、パンも自家製で焼き立てだそうです。 

 今日は、暑かったのでまずは生ビールで乾杯、メインのパスタの前に焼き立てのパンとサラダ・スープが出てきました。

  パンのお替りは自由だそうで、これだけで満腹になりそうです。  

 皆さん、お土産に焼き立てのパンを購入、朝採ったブルーベリーと一緒に食べるのかな。

 

白林荘:犬養毅氏別荘

白林荘は、第29代総理大臣で、515事件で凶弾に倒れた犬養毅氏の別荘で、大正13年に造られたものだそうです。

 大正13年の第二次憲政擁護運動の後政友会分裂を期に大正14年に政界を引退した犬養氏が、

老いを過ごす場とした処で、請われて昭和4年に政界に復帰するまでの役5年間使われた処だそうです。 

 (犬養氏は、明治から大正初期の初の政党内閣とされた大隈内閣の大臣・文部・逓信を務めたことがあるそうですが、

明治初期からの藩閥政治の残る中、最初の政界引退までは、野党の党首として護憲運動で活躍してきたそうです。) 

 そんな白林荘も主無き後は、荒れていたそうですが、

辰馬財閥の3男で戦後の対日講和条約の日本海運交渉の立役者としても活躍した、

山縣勝見氏が吉田内閣の同じ閣僚だった犬養健氏に頼まれ、譲りうける事になったそうです。 

 その後修復工事に入り、犬養木堂翁の故智に倣って若者の研修道場として昭和34年秋に完成したそうです。

今回案内してくださる、桑原さんを紹介していただき、早速玄関にかかる看板の説明をして頂きます。

 

白林荘文字碑。

白林荘入口には、白樺の門柱があり、木堂直筆の表札が有ったそうですが、

人気ですぐなくなってしまったとか、そんなことがあってかけずに保存されていたのがみつかり、

白林荘修復を期に文字碑として復元、玄関近くに置かれたものだそうです。

玄関に入ると立派な書の衝立がありました。 

 玄関に下っていた看板もそうですが、山縣氏によるものだそうです。 

  名は白林兎叟、これは山縣氏の事だそうで、犬養翁が遯叟と称したのに対してつけたものだそうです。  

 犬養木堂は独自の書風でも有名だったそうですが、山縣氏の書もすばらしいものです。   

玄関を上がった所に女中部屋。 その奥には書庫がありました。

庭に面した二間続きの部屋があります。 書斎だそうです。

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