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一番目と二番目の部屋の間の欄間。 二番目と三番目の部屋の境にある欄間は、竹林の七賢人を彫ったもので、 高遠藩主が竣工祝いに贈ったものだそうです。 作者は、立川流三代・立川専四郎冨種だそうです。 裏表両方に同じものが彫られていました。 これがもとで、七賢という酒が造られたそうです。 |
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一番奥の部屋は、書院造りになっており、明治天皇の寝室となった所だそうです。 ここにベットをはこんで来たそうです。 柱には、明治天皇のレプリカがかかっていました。 この部屋には、行在所(仮の宿泊所)の看板が置かれていました。 この看板は、当時宮内少輔をしていた山岡鉄舟が、事前調査に来て書いたものだそうです。 床の間にちょっと素敵な壺が花台の上に乗っていました。 メンバーの方によると壺は、白薩摩で良く出来た徳利だとか。 また高脚の花台も素敵なもので、これに使われている洋うるしはなかなか手に入らないとか。 案内の方が、プラスチックのケースを取って良く見せてくださいました。 |
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奥庭。 江戸時代には、ここが年に数回御白州として使われていたそうです。 向かいにあるのは厠・県指定有形文化財。 明治天皇は、仮設トイレを別に事前に設置してお使いになったとか。 石燈籠のところにある木は、枝の混んだ甲州野梅だそうで、 盆栽では一輪咲けば良しとするところだそうですが、ここのは良く咲くそうです。 この屏風は、剣・禅・書の達人で江戸城無血開城の立役者でもあった、山岡鉄舟の書だそうです。 |
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北杜市には、八ヶ岳南麓高原の湧水帯と尾白川の水とあるそうですが、 ここで使われているのは名水百選にも選ばれた白州の水・尾白川渓谷千ケ淵に発する 甲斐駒の伏流水を使用しているそうです。 弁天様が水をお守りしていました。 壜詰め工場の隅には、撥ね出し品か従業員晩酌用との看板がありました。 バスは、裏の工場側の駐車場で待っていました。 皆さん、売店で買ったお父さんへのおみやげの袋を手に、 試飲の酒でほろ酔い加減でバスに乗り込んでの帰宅となりました。 今日は一日、何処で降ってもよい様な天気でしたが、外にでている時は傘も使わずにすみました。 そういえば、美術館で見た今日の展示品の中には、淺川兄弟はあまり酒はやらなかったのか 酒器はあまり見かけなかった様な気もしつつ一日を終えました。
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