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枝垂れ栗
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溜池の紅葉を楽しんで行くと、枝垂栗の自生地に出ます。 (国指定天然記念物)
ここで先生に何故木が枝垂れるのか説明して頂ます。 枝垂栗の枝は、成長すると中心の枝だけ枯れてしまい、二股に枝分かれするのだそうです。 それにしても何故ここだけに自生しているのかは、解らないそうです。
枝垂栗にも立派な実がなります。 公園の池には、ガマの穂の花盛り。
色んなもみじの元となったイロハモミジ。 もうひと上りして、峠の入り口までがんばります。 ウマオイ。 輸卵管があるので雌だそうです。 日向ぼっこの虫もたちまち先生の教材になります。 |
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楡沢の割石
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江戸時代にはこのあたりは天領だつたそうで、山林原野の利用をめぐり岡野谷村の宮坂金吾主張する領域と 雨沢村(小野)側の主張と対立、もめ事を解決すべく下伊那の幕府領支配の代官と 岡野谷村側高島藩の役人が仲介に入りこの岩を境にすることを決めて、岩の表に表記した岩だそうです。 現在の境界はもう少し上の峠にある三郡の辻になっています。 割り石からのこのこ出て来たザトウムシ。 ダニの仲間。 午前の部は、ここ峠の入り口までで終了。 昼食を食べに待っていたバスに乗り込み、チロルの森へとむかいます。 |
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ちょっといっぷく:チロルの森 |
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チロルの森も今はシーズンオフ、お客さんも少ない様で、駐車場もガラガラ。 食堂もやつていなかつた様ですが、20名と言う事でお願いしたら特別にやってくれることになつた様です。 今日は、味散歩の街にある街のレストランアップフエルバームでいただくことになりました。 まず最初に、会長差入れの夜明け前で乾杯。 時間が有ったので、園内を散策。 動物ふれあい広場も、客が少なく馬達も暇そう。 園内の様子は開業当時とほとんど変わっていない様でした。 最後は皆さんやっぱり買い物で。 |
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展望台
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諏訪湖。 午後からも天気予報に反して、天気は上々。 展望台までバスで送ってもらいここからスタートです。 展望台からの眺めは最高、伊那郡は木で見えませんが、諏訪郡、筑摩郡の展望が開けます。 ここで、先生に三角点にまつわる話をしていただきました。 筑摩郡側には、ぼんやりでしたが鹿島・五竜・鑓・白馬へと続く後ろ立山連峰もみえました。 足元には、何故かヤマツツシの花が咲いていました。 |
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三郡の辻
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展望台から山を下り、小野峠(小野側)・三沢峠(岡谷側)へと向かいます。
峠の向かい側の山に上り三郡の辻に出ます。 諏訪郡・筑摩郡・伊那郡の三郡の境となる所で、境界にはここぞとばかり色んな杭が打たれていました。 三郡辻には三っの富士浅間神社の石祠があり、それぞれの郡に向かって建てられていました。 これは、伊那郡の神社・小野の御柱はこの神社から始まるそうです。 枝垂れ栗に囲まれた筑摩郡の神社。 御柱の建った諏訪郡の神社。 再度峠に戻って、旧中仙道を三沢へと下ります。 何故か突然コンクリートの舗装道路が出てきます。 これも途中で終わり。 万冶の石仏の小型版。 いよいよ三沢部落へ下りてきました。高尾山が見えてきました。 高尾山には、オダコとメダコの二つがあるそうで、こちらはオダコ。 メダコの方は武田信玄の家臣の三沢対馬守の山城が有ったそうです。 |
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三沢の一里塚: |
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江戸から57里、三沢の一里塚に到着です。 ここには、片側の山だけ残っていました。 植わっていたのは桜の木。 ケヤキではありませんでした。 これは後で植えられたものでしょうか。 |
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高道の石造物群: |
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御嶽社。 御嶽社・以前はお寺も兼ねていて、寺子屋もやっていたそうです。 御嶽社の近く高道墓地への道筋に石造物群がありました。 三地蔵。 文字碑30基、刻像25基あるそうで、ここらは古くは牧場でもあったそうで 馬頭観音がそのうちの40基を占めているそうです。 ここは塩嶺隋道の近くにあります。 |
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深沢駅の碑
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熊野神社の脇に、深沢駅の所在を示す碑がありました。 ここは、東山道駅で東筑摩と伊那の中間にもうけられた駅で、 昔このあたりは牧場であり、京へ送られる馬とここで別れた所だそうです。 |
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三沢熊野神社
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神社の前に、女性の集まる二十三夜塔、60日に一度男性の集まる庚申塔。 六欲天の最高位の一番強い天を祀った第六天碑。 先生に碑の説明をして頂き、境内に入ります。 ここの番人は、獅子ではなく狛犬でした。 熊野神社は峠の入り口に祀られた様で、江戸時代初期に熊野三山の祭神の勧請を受けて建てられたものだそうです。 諏訪神も祀られている様で、御柱もあり、賽銭箱には下の諏訪の五本足の梶が描かれていました。 最後に会長の音頭で今日の旅の無事に感謝してお参りして終わることが出来ました。 |
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