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ひとぼしやま:火灯山 |
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ひとぼしやまには、高速道路のガードを抜けた脇道を通って行ってみる事になりました。 道は細いがなかなか眺めの良い所です。 シイタテハは、今日の様な小春日和の日には、羽を広げて休んでいるそうです。 |
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ひとぼしやま・火灯山。 高速道路で削られる前はもう少し大きかったそうです。 | |
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娘の住む対岸の富部。 | |
山頂で、先生にひとぼしやまの民話を聞かせてもらいました。 ちょっと下の石碑・牛頭天王のあたりが火灯台だったそうです。 岡谷には、実在する場所と関係のある民話は10程はあるそうです。 その中の一つが、ここ火灯山の話です。 相愛の娘が、離れ離れになった男のいるここ湊まで、 毎晩この山で炊く男の明かりを目印に富部から諏訪湖を泳いで通っていたそうです。 そのうちに、來時に酒1合と肴も持って來る様になったそうです。 そのうち男は、毎日続く娘の人並み外れた力に疑念を抱く様になり、 灯の位置を小坂観音、さらに向こうにと移動してみた所、娘は諏訪湖の一番深みを通るあたりで、 水の冷たさと遠さでついに力つきて溺れ死んでしまったそうです。 今日の昼食は、久々にマリオさんに戻っての食事となりました。 シヤブシャブにビールを頂きながら、会長から小澤昔ばなし研究所長の小澤俊夫先生の 「昔ばなしの音楽的性質」についての話を聞かせていただきました。 日本の民話は、終わった様で終わっていないのだそうで、 どこまでも続け様と思えば続けられるそうです。 西洋の民話は、きっぱりとやっつけないと話が終わらないのだそうです。 民話を訪ねる会も、以前何回がやられた様ですが、、私は今回初めて参加させてもらいました。 今日は半日の旅でしたが、食事同様十分に堪能させていただいた一日でした。
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