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石塚第一古墳:第1

 
   

立派な桜の木に誘われて行ってみると、桜は古墳の上に立っていました。

  石塚古墳だそうで、6世紀後半に造られた、横穴式石室を持つ円墳だそうで、

石室の大きさは座光寺で最大のものだそうです。 

 近くに第2号もあるそうです。  

ちなみに桜は、石塚桜と呼ばれているそうです。

ちょっといっぷく:

 

今日の食事は、近くの松乃本店さんでいただく事になりました。  

本日のメニューは、寿司ランチとおすすめランチ(天ぷら・刺身)です。飯田は菓子の町。  

食事の後は、近くの船橋屋さんに、お土産の買い出しに出かけました。

池康山泉龍院:曹洞宗

買い物の後は、高森町に戻りそこから天竜川対岸の豊丘村にある泉龍院へと向かいます。 

 ここらは、河岸段丘の比較的温暖な地だそうで、縄文土器・古墳時代の遺跡等もあり

古くから人が暮らしていた所だそうです。  

泉龍寺は、室町時代の中期に、諏訪の大祝家と先祖を同じにする伊那郡の豪族・知久氏

(知久為行・飯田神之峰城主)の開基で造られたお寺だそうで、

屋根には寺紋として知久氏の家紋の車輪が光っていのした。  

寺は天文23年、武田氏の兵火で焼失したそうですが、安土桃山時代に再建されたものだそうです。  

現在の本堂は、江戸時代明和7年に建てられたものだそうです。

このお寺には、立派な山門が建っていました。  

江戸時代・文政元年、本堂より遅れて、立川和四郎の弟子の小松松四郎によって造られたものだそうで、

村の指定文化財にもなっているものだそうです。

山門は十二本の丸柱で支えられ、三手先の斗組で楼上の桁を受け、軒は扇状二重垂木で出来ていました。

  二階には、釈迦三尊・四天王・十六羅漢が祀られているそうです。

山門の脇にいろんな石仏が並んでいました。  

庚申塔が多い様ですが、先生が今見ておられる塔は、ちょっと変わっており、

猿が2匹しか彫られていませんでした。 

  庭は今は梅の花が満開でした。  

このお寺は、三色藤が有名の様で、花の季節には結構人が訪れるとか。

このお寺には、室町風な素敵な庭園があるという事で、見学させていただきました。

山側の木は、木曽五木が多く使われているとか。  池にはジュンサイも自生しているそうです。  

 

横山先生自然観察教室:
春うらら、草木の芽吹きも多く、さっそく先生の自然観察教室の開講です。

雄松・雌松の見分け方。 

 こちらは、雄松の雄の花で、雌の花は
1ケ月ぐらい後に出てくるそうです。
 
ウメノキゴケ。     タネツケバナ。   ノボロギク。

ボロギクは、サワギクで国産ですが、ノボロギクは明治初年のヨーロッパからの帰化植物だそうです。

白花のタンポポも咲いていました。  関西の方は白花が多いそうです。  
八乙女:ナズナ摘み

天気予報の様に雲行きはかなりあやしくなってきましたが、

最後は箕輪の八乙女の会長さんの親戚の家でやっておられる畑にナズナ摘みにやってきました。  

 道には、地主さんがすでに待つて居られ、我々を案内して下さいました。   

 以前、取らせていただいた畑は今年は耕してあり、ナズナも無くなったという事で

さらに奥にある田んぼへと案内して下さいました。  

 バスは細い農道を、運転手さんの腕をたよりにしばらく走った所にありました。 

マリオさんで用意して下さった、袋と鎌をお借りして皆さんさっそく出発です。

田んぼには、ちょうど食べごろのナズナがイッパイ。  

 皆さん、強風の中、ガンバッテ収穫され、たちまち袋もいっぱいになりました。 

最後は、風も強くなり、今にも雨の落ちそうな天気になりましたが、

最後まで雨にあう事もなく、本日のもり沢山な日程を無事に終了、

お菓子にナズナとお土産もいっぱいな一日でした。  

その後、袋いっぱいのナズナは、我が家の食卓を5日ほど、春の香りで楽しませてくれました。

 どうも御馳走さまでした。

 
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