|
|
3/3 |
|
豪商の館:田中本家博物館 |
|
![]() |
|
表庭・春の庭だそうです。 客殿。 客殿と離れの間の通路。 田中家は、江戸時代中期から須坂藩御用達の商人、大地主としてまた須坂藩の御元方(経理)として 、大名貸し等も行い、苗字帯刀も許された豪商だそうです。 ここには、江戸中期から、昭和にいたる田中家の生活用品が残されており、 平成5年に南側の土蔵5棟を改装し、田中本家博物館として開館したものだそうです。 着物1000点、漆器2000点、陶磁器8000点の展示品があるそうで、 常設館の他年数回の企画展も行われているそうです。 展示室のあたりは、酒蔵だった所だそうで、江戸中期のものだそうです。 |
|
![]() |
|
|
|
北土蔵側と、大庭に造られた殿様お忍びの門。 池泉廻遊式の大庭・秋の庭。 帳場。 この庭は、天明の大飢饉のおりに難民救済の目的で、 京都の庭師を呼んで3年がかりで造ったものだそうです。 赤くなりだした大楓は250年はたつものだそうです。 こんな田中家も、明治3年に起きた須坂藩全村1500人が参加した一揆・須坂騒動の折には、 蔵の一部を除いて焼失してしまったそうで、建物の大半は明治以降に再建されたものだそうです。 田中家は、一度は焼失しましたが、20の土蔵に囲まれた当時の面影を伝える屋敷構えとして残っており、 土蔵も耐火を目的に造られた、大壁造りといわれるものだそうです。 今日は、一日中快晴の穏やかな一日で、ちょうどマリオ倶楽部の100回目の自然探訪にも相応しい、 充実した旅となりました。 |
|
目次へ・・・・次ページ・・・・戻る | |
|