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第八十回自然と歴史探訪[北アルプス八方池トレッキング] |
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八方尾根: |
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今日は山の天気を配慮して、ちょっと早めの出発です。 マリオさんで用意して下さったお弁当をいただき、バスは7時に出発です。 塩嶺トンネルを抜けると、快晴の空の下北アルプスの山並みが広がります。 先生は、今月に入って4度目の八方行きだそうですが、あまり天気にはめぐまれなかったとか、 今日はちょっと期待出来そうです。 大町のあたりで、先生に眼前に広がる山の説明をしていただきながらさらに進みます。 やがて、仁科三湖の最初の湖の木崎湖が見えてきます。 今日は風が無いのか、湖面に周りの景色がくっきりと映っています。 それでも、向かいのフライトパークから降りてくるパラグライダーが見えました、なんとも気持ちよさそうです。 バスは佐野坂のトンネルを抜けて、旧道を行きます。 このあたりは国宝の仁科神明宮の御用林にもなっている所だそうです。 姫川の源流を車中から見て、八方尾根のゴンドラ乗り場へと向かいます。 ゴンドラの乗り場に着く頃には、多少雲も出始めましたが、まだ鑓ケ岳と杓子岳の姿は見えました。 このゴンドラに乗るのも何十年ぶりかで、それも雪の無い時の景色となるとさらに様子が違う様でした。 私の記憶にあるのは、こんなテレキャビンではなく何十人乗りかのゴンドラだった気がします。 乗り場には、長野オリンピックのマークがまだ残っていました。 兎平からは、黒菱平へとリフトを乗り継ぎます。 兎平から黒菱へ上るリフトも4人がけに変わっていました。 黒菱平から第一ケルン上の八方池山荘(1830m)までは、リフトが動いていました。 オリンピック・滑降の距離かせぎに出来たリフトだったような気がします。 前に来た時はここは、勿論歩きでした。 お花畑の中をリフトで上って行くと、八方池に向かう人の列が見えてきます。 平日にもかかわらず、かなりの人出です。 山荘の前で、身支度をととのえいよいよ花の旅に出発です。 ヤナギランの向こうに第一ケルンも見えます。 歩き始めて、さっそく横山先生の教室が始まります。 次々に現れる教材に、ついつい足も止まりがち。 オオコメツツジ。 エゾシオガマ。 |
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