|
|
2/3 |
|
|
|
このお寺の見所の一つ、市天然記念物にも指定されている枝垂れ桜、岡谷では一番大きい桜だそうです。 推定樹齢300年以上で、二代目諏訪藩主・忠澄が大阪の陣に出陣した時の 戦勝記念として植えられたものだそうです。 上社の社房だったなごりか、山門には4本足の梶の紋が付いていました。 十三重の塔。 境内にあった、石造・阿弥陀三尊。 もっとも、天竜川の左岸は上の諏訪、(右岸は下の諏訪)と言われ、上社の管轄だったのだそうです。 昌福寺の寺紋は、桔梗の様で、これは何処とつながっていたのでしょうか? 本堂には、市文化財にも指定されている、木造の十一面観音坐像があるそうですが、 小坂観音のビクの上に座った十一面観音(室町時代の仏像)と何か関係があるのでしょうか? 何れも、以前は60年に一度の御開帳だったそうですが、最近は毎年だとか。 ここで、先生の講義、阿弥陀三尊は(向かって左から、勢至菩薩、阿弥陀如来、観音菩薩)。 釈迦三尊は、象の普賢菩薩、釈迦如来、獅子の文殊菩薩。 薬師三尊は、月光菩薩、薬師如来、日光菩薩だそうです。 覚えられるかな。 雪がまだ残っていましたが、山を借景とした素敵な庭がありました。 観音堂。 庭の横を通って、お寺をぐるりと回って見る事が出来ます。 枝垂桜が、対岸の山に映える景色はさぞかしと想像されます。 お寺の裏山の杉林の中で、沢山のムササビの糞が見つかりました。 かなりの数のムササビが住んでいそうです。 |
|
駒沢の諏訪神社: |
|
![]() |
|
昌福寺を出て、次に向かったのは同じ駒沢にある諏訪神社です。 細い道をぐるぐる回って、駒沢の公民館の脇につきました。 駒沢は古くからの村で、昔は馬の産地だったそうです。 諏訪神社は、南宮大明神という、駒沢村の産土神だった所に造られたものだそうです。 近年合祀された村の神々。 鞘堂の中には、立派な細工の施された社がありました。 立川流の二代目、富昌の娘婿の宮坂富昇(立川常蔵昌敬)の作だと言い伝えられているそうですが、 昨年の横山先生達の調査では、残念ながら棟札は見つからず、確証となるものは見当たらなかったそうです。 境内には、近年になっむてここに合祀された村の神々が並んでいました。 向かって左は、御鍬神・農業の神様でここに御参りしてから、畑仕事に出かけたそうです。 真ん中は、御荒神様(秋葉社)・かまどの神。 右は、魔王様・厄除けの神だそうです。 ここの社叢も古く、市の天然記念物となる木が多数残っていました。 サワラ(椹)の大木。 岡谷で一番大きなものだそうです。 サワラは葉の裏模様がXで、ヒノキがY字をしているそうです。 同じく天然記念物で、ケンポナシという木がありました。 玄圃梨だそうで、中国・崑崙山の仙人の住処にちなんで付けられたそうです。 実は先の小さいものだそうですが、この曲がった果柄が食べると梨の味がして美味しいのだそうです。 その他にも、親が枯れて二代目となっていましたが、ミツデカエデそして、 カヤの木の雄、いずれも岡谷には1本だけしかないそうです。 |
|
|
|
|
|
目次へ・・・・次ページ・・・・戻る | |
|