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福島宿:興禅寺

次に訪れたのは、川向かいにある満松山興禅寺です。    

二本の欅に囲まれた、珍しい山門(勅旨門)をくぐって奥に入ると良く手入れのされた庭園があります。   

その入り口の碑の前には、冬の花蕨が植えられていました。    まず、500円の入館料をはらって宝物殿へ。    

   

 

 
看雲庭・砂に描かれたのは雲海だそうです。枯山水では東洋一の広さだそうです。

館内は1階に佛画・漆器等、2階には陶器・磁器がならべられていました。 

 立山周平氏の襖絵・開田村からの御岳。 

館内は、係りの方(お寺の奥様かな)が説明してくださいました。   

漆器には円に一の字の入ったものが多く、木曾義仲の紋は笹竜胆だそうだし

この紋は関所にも有ったので、山村代官の家紋でしょうか。

 

枯山水の看雲庭を出て、本堂を裏手にまわると、木曾義仲の墓があります。

墓の上の塔は、逆蓮塔という(蓮の花を伏せた形)の十三重の塔になっていました。

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