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龍王山延命院中禅寺:真言宗  

 

 

次に訪れたのは中禅寺です。  

 前山寺を出て、細い道を道標をたよりに行くと、途中ここにも風林火山の旗の立っている所がありました。

  塩野神社だそうで、信玄が朱印状を奉じて武運長久を祈願した所だそうです。 

 塩野神社を過ぎてさらに行くと、中禅寺につきます。  

 ここも、24回の雪の残る時に訪問しましたが、今回は新緑の中の訪問となりました。

 

 

入り口の仁王門の所で先生に中禅寺の説明をして頂きます。  

  ここの薬師堂は鎌倉初期に造られたもので、関東甲信越でも一番古い建物だそうです。  

(今度、国宝になるとか、お寺で頂いたパンフレットにはまだ重要文化財となっていました。)    

  仁王様も平安末期のものだとか、県の指定文化財です。

薬師堂には、重要文化財の薬師如来と十二神将が無事に居られました。  

 中禅寺は元は独鈷山の山頂にあったそうですが、空海がここに雨乞いの

庵を作ったのが始まりだそうで、後に前山寺の末寺となったのだそうです。

本尊は延命地蔵菩薩だそうです。

薬師堂の後ろに大きなウワズミザクラの木がありました。  

 白い花は終わりに近く、あまり良く見えませんでした。   

(帰りの和田峠へ上る途中の道端で車を止めて、先生が花を見せてくださいました。)

ウワズミザクラの脇に石造五輪塔がありました。 

 今まで気がつきませんでしたが脇に新しい案内板が出来たので、目に止まりました。  

 作者も沿革も不明だそうですが、鎌倉時代のものだそうです。 

中禅寺で昼飯と思いましたが、境内は重要文化財の中なので食事はならぬという事で、

バスで途中の龍光院の前までやってきました。 

 ちょうど広場もありそこで、マリオさんで用意して下さったオニギリをいただくことになりました。  

 天気は、多少雲が出てきましたが、まだ大丈夫の様でした。   

会長が、余里の花桃の里で購入された、日本酒をご馳走になり、

早朝に作って下さったオニギリを美味しくいただきました。

   
   
   
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