戦争の爪あとを巡って>長崎(98年4月訪問)
キリシタンの悲劇が重なり合って
長崎を訪れたのは、広島訪問から5年ほど経ってからです。長崎駅からひとつ手前の浦上というところに、平和公園があります。ここにも数多くのモニュメントが置かれ、千羽鶴や線香が絶えません。正面には長崎の象徴でもある平和祈念像があります。
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さて、長崎といえば私は、どうしてもこの人のことを紹介せずにはいられません。永井隆博士です。永井博士は被爆したにもかかわらず、科学者として原爆の被害を研究、原爆による病に倒れたあとも数多くの著書を残した人です。 |