彫刻公園

キャベツをざっくりと切って、4分間チンすると、しんなりするから、これに和風ドレッシングをかけると、美味しいサラダになるとか。これにイオンで出来合いの小型のハンバーグを買ってきてこれまた1分間チンして添えると、老人向きの食事になるとか。最近は芋が美味しいよ、とか。サツマイモの小振りのを買ってきて、キッチンペーパーでくるみ水に浸けてからラップして、100gあたり2.5分チンすると美味しい蒸し芋になるとか、里芋ならそのままチンすると、摘んだだけで皮がつるりとむけて美味しいとか。情報交換の種なら山ほどもあるのです。

古書の値段は大概￥1でこの上に郵便代￥250を載せた￥251で買うことになる。これなら読んだあとで捨ててしまっても惜しくない。最近『図説プロイセンの歴史』という本の古書を￥3,000で買ってみたら、新本だった。新本なら￥4,725するのだから、約￥1,700ほど得をしたことになる。でも、こんなに高い本はよほどのことがなければ買わないのですけれど。

最近わかってきたことなのだけれども、大抵の本はAmazonで買えるのですね。私は歳をとってから、本というものは買わないですべて図書館から借りてきて済ますことにしていたのですが、ちょっとややこしい本になると、長野市立とか県立図書館から茅野市図書館経由で借り出さなければならないことも多い。借用期間制限もあってややこしい。そういう場合にインターネットで本の名前を打ち込むと、Amazonで新本も古書も買うことができることがわかった。

彫刻公園が無料開放になったという情報も彼らから聞いたものだし、こまごまとした日常の情報も彼らから聞くと、（要するに皆暇人なのですから）、なるほどと思わせられることが多いのです。

最近はだから、毎日、散歩に出るのが日課になっていて、そのあと蓼科温泉へ出かけて入浴するのが通例となっており、毎日昼頃温泉に浸かるものだから、毎日顔を合わせている関係で温泉友達ができました。

彫刻公園

今年から、蓼科湖の彫刻公園が無料開放されることになったようです。ここで撮った彫刻の写真も何枚かお見せしましょう。

この紅葉地帯は桜ヶ丘には少なくて、城の平のような谷沿いに多いようで、この谷を下っていけば、プール平とか蓼科湖の紅葉地帯になるわけです。もともと紅葉の木が多い地帯のようです。

蓼科の紅葉は10月5日頃の白駒池で始まるのですが、そのあと駈け足で山を下ってきて、10月28日頃に城の平が紅葉の最盛期になるのです。散歩の途中で観察すると、普段は落葉松（からまつ）やみずならの木立に隠されていてみつからないのですが、この時期になると、木立のなかで紅葉の木が突然に姿を現すのです。

最近になって気付
いたことだけれども、私の住んでいる城の平（じょうのたいら）とそこに隣接する石臼台（いしうすだい）が紅葉の名所であることが分かってきた。

私の家が標高1450mなので、まずだらだらと登り、高度1600m地点にきて、そこからゆっくりと降りてくる。約一時間半あれば、家に帰って来られる。日によっては散歩道を変更して登ったり降りたりの二時間コースに変更することもある。

　だから家の外に出ないというわけでもない。かみさんにいわれて「健康のため」散歩をする。当地は山岳保養地というか、要するに山なので、山のなかに作られた別荘地の中の道を約二時間歩く。

　だから、今年のジパング倶楽部の使用は昨年とくらべて大幅に減って、わずか二回に留まった。これでは年会費￥3,500も回収しているかどうかわからない。来年から入会しないほうがよいのかも知れない。

　最近はちっとも外に出なくなった。好奇心が衰えてきたようにも感じられる。昔は珍しい温泉が日本のどこにある、と知ると、早速に出かけてきたものだが、たかが温泉のことで出かけるには及ばない、と考えるようになったのだ。典型的な「おじじ・おばば」の仲間入りをしたのである。