Canon 2 a 2 Violin in Unisono
同度のカノンです。楽譜にはカノンの先行声部と王の主題が示され、
記号を読み解いてカノンを完成させる謎カノンとなっています。
王の主題はカノンの定旋律として扱われています。
2小節目の上段に付けられた※印が後続声部の入りを示します。
これは現代の輪唱と同じ考え方で以下のように解決されます。
曲はリピート記号が付いており、また終点の指示が無いため
曲の終止は演奏者に任されています。すなわち無限カノンです。
なお、表題（a 2 Violin）はこの2声のカノンを
2台のヴァイオリンで演奏するように指定しています。
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