2YK Steely Dan On Tour ( 国際フォーラム・レポート)



2000年5月14日・15日Steely Dan が3度目の来日を果たした、今回は、アメリカン・ツアー に先駆けての来日である、国際フォーラムは、音響が良いことで評判のホ−ルだけに期待は大 きかった、そして実際、前回武道館、前々回代々木オリンピック・プールと比較しても音響面で は一番良かったのでは無かったでしょうか。

開演時間から10分遅れで演奏が始ったRicky Lawsonのカウントで演奏が始まり少しながめのイ ントロで2人が登場、フェイゲンは黒のカッター、グレーのジャケット、黒のスラックスにスニ ーカー、ウォルターは黒っぽいカッターにタイ、黒いジャケットにジーンズ、スニーカー、フェ イゲンはステージ中央のローズの前に座り1曲目を歌い始める、なんと1曲目は「The Boston R ag」74年のライブ以来、リユニオン後初めて演奏された、ブラス、バッキング・コーラスが気持 ち良く期待のオープニングでした続いて2曲目はお約束の「Bodhisattva」ツアー・メンバーとし て初めて参加のJon Heringtonが始めソロを取り後半のソロをウォルターがソロを取る。曲が終わ るとフェイゲンが戯けた口調で「こんばんわ」と日本語で挨拶(3度目の余裕か?サービスか?) ちなみに15日は全て英語でした(だからどうした)。で、3曲目はこれ叉ライブ初登場の「Night By Night」3声のコーラスも良く、又、エンディングのアレンジが()良かったです。4曲目は、 新譜から「Janie Runaway」、クラシカルなピアノ・ソロのつなぎの後、「Josie」が始る、ダ ブル・べ−ドラのRicky Lawsonのドラム・ソロがフュ−チャ−されたアレンジは96年の来日の 時と同じでした、6曲目はこれも定番の「Black Friday」この曲でもJon Heringtonのギター・ ソロ、Ted Baker のピアノが良かった、次の「Daddy Don't Live In That N.Y.City No More」 では、ウォルターがリード・ヴォ−カルをとり曲の途中でメンバー紹介をする、ステージ左からソ ロを回す、フェイゲンがウォルターを紹介する時「アナウスメント、ウォルター・ベッカ−」と紹 介していて笑えた(14日)。続いて新譜から「Jack Of Speed」ここでフェイゲンはショルダーキ ーボードを持ち歌う、96年の来日の際は、ウォルターがヴォ−カルを取ったが新譜同様フェイゲン が歌う、フェイゲンの声を心配している人が沢山いましたが出ていました、問題ありません高音は昔 から得意では無かったですよね?この曲もブラスのリフが印象的でうなりましたが、会場のオーディ エンスの反応は圧倒されているのか、クールなのか?かなり不感症でした。15日の客席の反応は感じ ていました。フェイゲンに「Aja」「Hey 19」などと叫びリクエストをしている人もいましたがフェ イゲンに「これは私の人生だ」とチャンドラ−好きのフェイゲンの答えが良かった。(よくコンサート に行くと好きな曲を叫ぶ人がいるけど、大抵既にセット・リストが有りそれに添ってライブが進行され ている訳だからアーティスト側は「うるせ−な俺の選曲に文句あるか、今回その曲はリハして無いんだ よ!」なのです。今回のツアーではGauchoから1曲も演奏されていないから気持ちも解るけどね。 9曲目は、Ricky Lawsonのカウベルで演奏が始った「Do It Again」この曲でも演奏の後半、Ricky L awsonのドラムスがフュ−チャーしたアレンジが良かった(96年のアレンジと同)、そしてライブ前半 のラストの曲は新譜より「West Of Hollywood」Rickyのリズムが早かったそして、アルバムでその長 さが賛否両論だったティナーのソロだがソロの途中バックの演奏がブレイクしティナーだけになり再びバ ック演奏がつくアレンジがされていて余り長さを感じなかった、因にソロは来日急遽、Bob Sheppardか ら変わった96年のメンバーのAri Ambrose でした。

約1時間の前半の演奏が終わり20分の休憩、後半の1曲目は、フェイゲン、ウォルターを除くメンバーで ジャージーな曲が演奏されたフェイゲンの曲紹介でヘンリー・マンシ−ニの曲と解る。そして再び2人の 登場、12曲目は「The Royal Scam」イントロがリ・アレンジされて、強力なブラスが聴けた、この曲は 94年にインストで演奏されたがヴォ−カル付では初めて演奏された。96年は管が3本だったが今回は4管で 良かった、バッキング・ボーカルも96年は2人だったがやはり3人が正解ですよね。続いて定番の「Deacon Blues」今回もCornelius Bumpusが気持ち良いソロを聴かせてくれた。14曲目は、新譜から「Cousin Du pree」ブラス、バッキング・ヴォ−カルともリ・アレンジされていてソウルフルなナンバーになっていた、 ウォルターのソロも冴えていた。15曲目はウォルターがリードヴォ−カルを取り「Monkey In Your Soul」 が歌われた、96年の際「Jack Of Speed」は、はまっていたけどこの曲は歌詞を棒読みしてるようなそのヴォ ーカルは................... 他の曲を選曲して欲しかった。16曲目はファーストからの曲で「Dirty Work」フェイゲ ンのエレピで始まり14日は、Carolyn Leonhartがリード・ヴォ−カルを取り、15日は、Cynthia Calhounが リード・ヴォ−カルを取った、Cynthia Calhounのボーカルはソウル、ゴスペルぽくフェイゲンのプロデュ−ス で女性ソウル・シンガーのアルバムなんていうのも聴いてみたい気がした。16曲目は定番曲の「Peg」Tom Bar neyのチョッパーの音が大きく耳障りだった(PAの関係?)18曲目は「My Old School」Jon Heringtonが、 バクスタ−のフレーズを完璧に弾いていました、この曲はあのフレーズを変えたらMy OldSchoolでは無くなるか ら変えられないですよね。19曲目は「Kid Charlemagne」96年のライブ・アレンジで演奏されこれでライブは終了。 アンコールは94年と同じ「Don't Take Me Alive 」「FM」した。構成も「FM」の後半に2人が消えていくというパ ターンでした。

15日開演前、7時5分位までPAの所にRicky Lawsonがいました、流石一流ミュージシャンは余裕です。

15日のアンコールはFMのみでDon't Take Me Alive は演奏されませんでした、開演時間が遅かったせいか? 「これは私の人生だ」のせいか?




--------- 5月14日国際フォーラムのセットリスト ---------



1. The Boston Rag 2. Bodhisattva 3. Night By Night 4. Janie Runaway

5. Josie 6. Black Friday 7. Daddy Don't Live In That N.Y.City No More

8. Jack Of Speed 9. Do It Again 10. West Of Hollywood


休憩

11. Hank's Pad (Henry Mancini) 12. The Royal Scam

13. Deacon Blues 14. Cousin Dupree 15. Monkey In Your Soul

16. Dirty Work 17. Peg 18. My Old School 19. Kid Charlemagne

アンコール

20. Don't Take Me Alive 21. FM



アルバム別ですと

「Can't Buy A Thrill」から1曲、「Ecstacy」から3曲、「Pretzel Logic」から3曲、「Katy Lied」2曲

「The Royal Scam」から3曲、「Aja」から3曲、「Gaucho」から0曲、「Two Against Nature」から4曲

とFMといった選曲になった、大方の予想より新譜からの曲が少なかったのとガウチョから1曲も演奏されなかった。

最新デジタル・リマスター盤が「Gaucho」だけリリースされていないのとの関係があるのか?






ライブの感想たくさん頂いています。皆さんありがとうございます。感謝です!さっそく掲示させて頂きます。


U.S Tour レポート

7月14日メリーランド州コロンビアのライブレポート。基本的には日本でのライブ
と同じ選曲でした。が、驚くべきは、「グラマー・コンフェッション」が演奏された
ことでしょうか。ドラムがちょっと過剰にパワフル過ぎて、原曲のシャープさが損な
われていましたが、驚きました。フェイゲンが「次は、ガウチョから」とアナウンス
したときに、会場は、沸きましたが、バビロンシスターでもなく、ヘイナインティー
ンでもなく、グラマー・・だったので、ちょっと白けてました。あの曲は、ガウチョ
のなかでも最高の1曲だと思うのですが、人気ないんでしょうかね。あと、「ヘイ・
ナインティーン」もやりました。これは、なんか「懐メロ」という感じなのでしょう
か、中年のおばさま達が盛り上がって踊りまくってました。ステージの左隅で、猫背
で小さいコーネリアス・バンパスひっそりと頑張っていて、泣かせました。新譜から
は例の3曲のみでしたが、完全に盛り下がってました。3人のコーラス良かったで
す。特に真ん中の女性がスタイルの良い美人で最高でした。アメリカの客層は、中年
の方々が圧倒的で、若い連中はあまりいませんでした。いい方の席は72ドルでこれ
は、アメリカでは相当に高いチケットだと思います。フェイゲンはどうもパトリック
のスニーカーを履いていたようでした。以上。
平塚

遅ればせながら14日(日曜日)東京国際フォーラムのコンサートの感想です。
昔、音楽活動をしていたので、
そんな観点から演奏、P.A. 会場の様子などについて書いてみたいと思います。
いずれのメンバーもスティーリー・ダンのツアーに参加するだけあって、
演奏は素晴らしかったと思います。
ドラム・ソロは少々単調な印象でしたが、圧巻でした!
繊細でダーク・トーンのベッカーのギター・ソロも良かったです。
コーラスはソウルフルで、特に昔のナンバーにはマッチしていたように思います。
ひとつだけ今でも気になっているのは、
掲示板でもMASAさんの記述にありますが、「PEG」でのベースです。
チョッパーでの高音部はもう少し控えめにして欲しいところでした。
ドラムとのバランスで、もっと効果的に高音チョッパーが使えたはずです。
ベッカーはどう思っていたでしょうね(苦笑)。
また、P.A.サイドの問題だと思いますが、
各楽器のバランスはもう少し改善の余地があるように思いました。
曲目によっては、特にリズムセクション(含ベース)とホーンセクションがぶつかる感じで、
耳障りな部分があったように思います。
メンバー紹介の時も演奏側の演出はよく判りましたが、
P.A.側でももう少し積極的な演出があって良かったように思います。
でも、消極的な関わりがフェイゲンとベッカーの要求だったのかもしれませんね。
会場はとてもキレイで、座席もまぁまぁのゆとり。
お客さん達はインテリ〜オタク系(?)の音楽好きが集まったという感じで、
みなさんお行儀良く鑑賞していたという印象です。
年齢層も高かったですね。(私もミドル・エイジです)
2階席から見ていましたが、音響もなかなか良かったですね。
けど、ひとつ文句を言わせてもらいたいのです。
(スティーリー・ダンとは関係ないんですが・・・) アンコールを終え、「以上を持ちまして本日のコンサートを終了いたします。」
というアナウンスが流れると、すぐに東京国際フォーラムのスタッフによる強力な追い出し!
映画で言えばエンド・ロールを見ながら余韻に浸るような時間が欲しいです。 もう少しだけでもゆとりを持って追い出して欲しいです。
日本では外タレのチケットは高いですし、さっさと出ろ、って感じはいただけないです。
みなさんはどのように思われましたでしょうか?
ともかく私は自宅に帰り、未だ余韻にひたって、あらためて過去のアルバムを総復習しています。
ちょっと気が早いですが、次のアルバムはいつでしょうね!?
以上、勝手な感想あれこれです。
TAKTAK


昨日のコンサートを街に待っていました。
僕の席は2階席で開場時はまだすきすきだったホールも時間がたつにつれて、満員に
なっていったことに、Steely Danファンは日本にも多く健在していることに驚きまし
た。さすがに年齢層は高かったようにおもわれますが、、、
率直な感想は、ライブアルバムが大好きなぼくにとって、そのクオリティを望んで聞
いていたので、ギターソロなど少しさみしかったような気がします。また2階席での
ことだったのか、ベースの高音部がたまにキンキンと耳障りに聞こえたのが残念でし
た(特にpegの曲で)。楽曲、GROOVE、アレンジ(特にホーンアレンジ)はさすがに
こたえました。次回はもうすこし小さな箱で、生音が聞ける距離間で聞いてみたいも
のです。
MASA


2日間とも行きました.。個人的には初日の方が演奏の質は良かったと思います.
特によかったのは"Night by Night", "Jack of Speed" ,"Royal Scam"そして2
日目には削られてしまった"Don't Take Me Alive"です。
前2回も行きましたが、まとまりは今回がベストだと思いました.
いつも思うのですが、ベッカ−のギタ−はテクニックを超越した渋さがあって最高です。
Yachco


5月14日 ワールドツアー初日の東京国際フォーラムの、公演に
行ってきました。2部構成で、20分の途中休憩をはさみ、約2時間
のコンサートでした。客層の年齢層は、さすがに高く、自分も落ち着いて
観られました(私は35才です)。生フェイゲンとベッカ−が最初にステー
ジにあらわれた時は、感動しました。バックメンバーのテクニックも流石
に上手くて、特にドラマーのタイトなプレーが、印象に残りました。
フェイゲンのボーカルの高音が苦しそうでしたが、大ベテランの2人の
手抜きの無いプレイと。名曲の数々を、あんな素晴らしいホールで体験
出来て、楽しい時間を過ごせました。
中里


steely danを聞き初めて3年がたちます。自分は、高校三年で、中学の時に
エイジャのCDをきいて、意味解らないながら、そのクォリティーの高さに、圧倒されて、
聞き始め、今も変わらず、steely danフリークです。新譜の情報は、昔から騒がれてやっとでましたね。
二回目のライブの時には、知らなかったのが、ずっと心残りだったけど、突然のライブ。
こんなに早く(steely danには、かなり早い方)ライブがやるとは、思いませんでした。
昨日のライブは、とても楽しめました。ひとつ忘れたのが、デジカメを忘れたことです。
だれか、画像&ビデオとった人わけてくれるとありがたいです。
昨日は、とても楽しかったです。最高でした。また行きたいーーー
竹内


こんばんは。
このHP、はじめて見ました。今日スティーリー・ダンのコンサートに
はじめて行って興奮状態なので、誰かとそのことを話せないかと思いまして・・・。
私は中学生のとき、ドナルド・フェイゲンの「センチュリーズ・エンド」を初めて聴き、
現在に至ります。FANの掲示板みたいなものはないのでしょうか?
もし知っていたら教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
Ryansui



-----日本語でのSteely Dan のBBSは、Shinoさんの下記GuestBookが書き込みが多いです。
-----私も拝見しています。
-----SHINE OF YOUR JAPAN  Japanese Steely Dan Fan Page
SHINE OF YOUR JAPAN-GuestBook (http://www.geocities.co.jp/MusicStar/6433/geobook.html)




おそらく既にお聞き及びでしょうが、新築のグランキューブ大阪でのレポートを送ります。
セットは東京と全く同じで、アンコールではFMのみ。Dirty WorkのボーカルはLeonhartでした。
Ted Bakerはスタインウェイのフルスケールを基本に、DFがショルダーキーボードを弾くときは
時にはローズ、あるいはオルガンを弾いてました。
Daddi don't live... の時にはMichael Lenohartがオルガンを弾いてました。
Jon Herrington(Walterがメンバー紹介の時にJONのジョンだ、と強調してました。h
が入ると入らないのでは違うのでしょうね)のギター(テレキャスターがメインだった)は良かった
です。ドナルドのMCはほとんどメンバー紹介の時のみでしたが、曲目だけは結構律儀に演奏
前後に紹介してました。たしかJack of speedのあとに、ニューアルバムTow againstnatureは
世界中でお求めになれますよ、と宣伝をした時に、おそらく笑いを取るためにThroughout the
worldの部分をゆっくりもう一回言って強調してました。彼の演奏
終了ごとのThank you very much! の声は力強かったのですが、オーディエンスのの
りはアンコールのFMまで盛り上がらず(最後はかなりの人がステージに押し寄せてい
きました)、ホールの荘厳な雰囲気とあいまって、ある意味ではとってもアダルトな
コンサートでした。もしかしたらベスト盤でしか昔の曲を知らない人にとっては、ト
リッキーな選曲だったかもしれません。
バックグラウンドの映像が程よいうるささでよかったと思います。(Black Fridayの
ときにはStock Price tickerが映されていました。)
Royal Scam(フェイドアウトでした)以外のエンディングはきちんとしてましたが、
そのわりには演奏終了後から拍手が起こるまでの間が曲によってはすごく長かったよ
うに思います。プレイヤー同様オーディエンスもちょっと硬くなってたかな、という感じです。
アメリカツアーの中盤ぐらいのこなれてきた頃のコンサートを観てみたい、と言う気
がします。以上大阪レポートでした。
Delightful Sadness





いよいよ2000年のSteely Dan In Concert 、3度目の来日が一週間を切りました、楽しみです。

また皆さんコンサートの後、感想など聞かせて下さい、このページに記載させて頂きます。

コンサート・レポート・メールはこちらまで : pops@alles.or.jp


それでは、会場で! 楽しみましょう!!


来日の日程

2000年5月14日(日)東京国際フォーラム  Open 5:00PM Start 6:00PM
2000年5月15日(月)東京国際フォーラム  Open 6:00PM Start 7:00PM
2000年5月16日(火)大阪国際会議場    Open 6:15PM Start 7:00PM
2000年5月18日(木)名古屋 勤労会館   Open 6:30PM Start 7:00PM
2000年5月19日(金)福岡メルパルクホール Open 6:30PM Start 7:00PM

来日メンバー

Donald Fagen (vocals, keyboards) Walter Becker (guitar)
Jon Herington (guitar) Cornelius Bumpus (sax) Ari Ambrose (sax)  MichaelLeonhart (trumpet)
Jim Pugh (trombone) Ricky Lawson (drums) Tom Barney(bass) Ted Baker (keyboards)
Victoria Cave (BG vocals) Carolyn Leonhart (BG vocals) Cynthia Calhoun (BG vocals)

SaxのBob Sheperdは、来日しないようです、96年のワールド・ツアーに同行したAri Ambroseが来日するようです。
Bob Sheperdは、アメリカ・ツアーには同行するようです。

予想される演奏曲

1. Green Earrings 2. Janie Runaway 3. Josie 4. Gaslighting Abbie 5. Do It Again
6. Cousin Dupree 7. Babylon Sisters 8. Black Friday 9. Deacon Blues 10.Bad Sneakers
11.West of Hollywood 12.Home at Last 13.What A Shame About Me 14.Peg 15.F.M.
16.Kid Charlemagne 17.Jack of Speed 18.Pretzel Logic 他







STEELY DAN JAPAN TOUR '94



公演日程

1994年4月15日(金) 7:00 大阪城ホール 
1994年4月16日(土) 6:30 名古屋市民会館 
1994年4月17日(日) 6:30 東京ベイNKホール(追加公演)
1994年4月19日(火) 7:00 代々木第一体育館 
1994年4月20日(水) 7:00 代々木第一体育館 
1994年4月21日(木) 7:00 代々木第一体育館 
1994年4月23日(土) 6:30 福岡市民会館 
1994年4月24日(日) 6:00 福岡市民会館 

Live Personnel

Vocal,Key : Donald Fagen
Guitar , Vocal : Walter Becker
Bass : Tom Barney
Key : Warren Bernhardt
Drums : Peter Eeskine
Guitar : Drew Zingg
Vibes, Percussion : Bill Ware
T.Sax : Cornelius Bumpus
T.Sax , A.Sax : Chris Potter
T.Sax , S.Sax : Bob Sheppard
Background Vocals : Diane Garisto and Catherine Russell and Brenda White-King

下記リストは、94年のN.K.Bay Hallのリストです。多分、正解だとは思いますが、間違いを御存知の方は、是非メール頂ければ幸いです。
私は、正確に曲を覚えていません(泣ける!)

Live Number

The Royal Scam - Bad Sneaker - Aja (Overture 「No Vocal」)
Green Earrings
Bodhisatava
I.G.Y. (Fegen Solo)
Josis
Hey Nineteen
Book Of Liars (Becker Solo)
Chain Lightning
Member Intro
Green Flower Street (Fegen Solo)
Home At Last
Black Friday
---Introduction---
Deacon Blues
Babylon Sisters
Reeling In The Years
Fall Of '92 (Becker Solo)
Peg
Third World Man
Teahouse On The Tracks (Fegen Solo)
----Encores----
My Old School
F.M.

私は、1994年4月19日(火) 7:00 代々木第一体育館に出かけました。
1994年4月16日(土) 6:30 名古屋市民会館のチケットも手には入ったのですが仕事が入ってしまい行けず。代々木でのライブでは、エンジンアのRogerNicholsさんが来ていたのに管楽器のバランスが悪かったと思われました。大きな会場だからしかたないのかな?、しかし、目の前でSTEELY DANを見ることなんか一生無いと思っていたから本当に感動でした。恥ずかしながら、かなりミーハーになってしまい興奮してしまいました。






STEELY DAN ART CRIMES '96




スティリー・ダンは1996年7月5日より再びワールド・ツアーを再会する。、全米30カ所、ヨーロッパ 9 公演(1974年以来のヨーロッパ・ツアー)、そして1994年4月から2年5ヶ月ぶりの10月、再び日本公演( 5 公演)となった。あれだけ、彼らはスタジオ・バンドと言われていたのが嘘のように1993年からスティリー・ダンはコンサート活動を行っている。スティリー・ダンはライブ・バンドになったのか?下記はツアー・スケジュールとメンバーです。メンバーはTom Barney (B) とCornelius Bumpus (T.Sax ) 以外は1993&1994のツアーと違うメンバーです。ドラムスのRicky Lawsonはイエロージャケットに在籍していた方です。

1996年公演日程

1996年10月08日 (火) 武道館
1996年10月09日 (水) 武道館
1996年10月11日 (金) 福岡サンパレス 
1996年10月12日 (土)名古屋センチェリー・ホール
1996年10月13日 (日) 大阪キャステル・ホール

残念ながら私、96年のこの公演を見れませんでした、下記リストは、96年のアメリカ公演のリストです。( True Companionは、プレーされていないようです。)

Live Personnel

Vocal,Key : Donald Fagen
Guitar , Vocal : Walter Becker
Bass : Tom Barney
Piano and Keyboards : John Beasley
Drums : Ricky Lawson
Guitar : Wayne Krantz
Saxophone : Cornelius Bumpus
Trumpet : Michael Leonhart
Saxophone : Ari Ambrose
BackgroundVocals : Michelle Wiley and Carolyn Leonhart

Live Number

Aja / Babylon Sisters / Black Friday / Bodhisattva / Chain Lightning / Countermoon / Deacon Blues / The Fall of '92 / FM / Green Earrings / Green Flower Street / Hey Nineteen / Josie / Kid Charlemagne / My Old School / Peg
Reelin' In The Years / Sign In Stranger / Teahouse on the Tracks / Third World Man / Tomorrow's Girls / True Companion


山下様よりメール頂きました。ありがとうございました。 98/1/3

96年10月9日、武道館1曲目は、Do It Agen ,True Companionはプレーされず、アンコールは、 My Old Schoolだったとの事です。

Thanks ! Yamashita


原尻様よりメール頂きました。ありがとうございました。 98/1/11

なんと96年10月8日、武道館公演の生録テープをお持ちとのこと、大変嬉しいことで直ぐ送っていただき ( 大変、感謝致しています )正確な当日行われたナンバー、ライブの様子が解りました。下記はそのレポートです。

Special Thanks to Harajiri


1996年10月8日 日本武道館

Live Number

Do It Again
Bad Snekers
Josie
Hey Ninteen
Jack of Speed ( New Song )
I.G.Y ( Fagen Solo )
Babylon Sisters
---Introduction---
Green Earrings
Rikki Don't Lose That Number
Green Flower Street ( Fagen Solo )
Peg
East St.Louis Toodle-oo
Gramour Profesion
My Waterloo ( Becker Solo )
Chain Lighting
Deacon Blues
Black Cow
Home At Last
Kid Charlemagne
----Encores----
Don't Take Me Alive
My Old School



Live Report

いゃー素晴らしいライブ(テープを聴いて)でした。前回の日本公演で演奏されてない曲が何曲も聞けました。
ライブはフェイゲンがやりたくないと言っていた「Do It Again」のニュー・アレンジから始まります、2曲目はこれまたライブでは初めて聴く「Bad Sneakers 」、3曲目は「Josie」Ricky Lawson のごきげんなソロが聴けます(発売された Live In America では、Dennis Chambers のドラムで聞けます)、前回来日のPeter Eeskineも良かったのですが、Rickyの方がよりタイトでスティーリー・ダンのサウンドに合っているのでは?と思いました。4曲目は、なんとSteely Dan の「次のアルバムの曲です」と紹介された曲 「Jack of Speed 」です。9曲目の「リッキーの電話番号」も日本では初めてプレーされました、12曲目はなんとEast St. Louis Toodle-oo です、アルバム「Pretzel Logic 」でプレーされたデューク・エリントンの曲です意外な選曲で会場では「ウオォー」という歓声が上がりました。プレーもご機嫌でした、この頃、彼らはライブにも慣れ余裕でライブを楽しんでやっていたのでは、と思える選曲、プレーが楽しめました。次の曲は「Gaucho」から「Glamour Profession 」でした、この曲も日本では初です。ベッカーのソロの曲の後「Chain Lightning 」は前回のライブでもプレーされましたが新しいアレンジになっていて、ブラス3人のソロとギター・ソロが大きくフューチャーされていてエキサイティングでした、次の曲の「Decon Blues 」では、John Beasley (Key) の素晴らしく華麗なソロを聴かせてくれました、次の「Black Cow 」もライブで初めてプレーされました。「Kid Charlemagne」は、発売された Live In Americaでも聞けましたが、日本では初めてプレーされました、間奏に入ってから短いブレイクがあるアレンジは Live In Americaと同じでした、Wayne Krantz(g) のソロ、良かったです。そして、アンコールでは、アルバム「Royal Scam 」から「Don't Take Me Alive」がプレーされました、印象的な前奏のディストーション・ギターが会場を盛り上げます、そして「My Old School」で素晴らしいライブが終演します。
最後にフェイゲンが「See You Next Time !」と言いステージをあとにしました。
テープを聴かせていただいて改めてこの公演を直接会場で聞けなかったことを非常に残念に思っています、本当に素晴らしいライブでした。1994年初来日より良かったと原尻さんも申しておりました、会場も代々木(大きすぎます)でなく武道館で音も良かったそうです、私は行けませんでした(泣ける!)


細貝様よりメール頂きました。ありがとうございました。 98/3/28

96年の10月12日の名古屋公演を見に行ったのですが基本的には同年の武道館公演と同じでしたよ。ただ地方公演ゆえか、アンコールは「マイ・オールド・スクール」のみでしたが。ぼくは「ドント.テイク・ミー・アライヴ」が大好きなのでぜひ演ってもらいたかったのですが・・・・・。 あと特筆するとすれば「ブラック・カウ」の時、フェイゲンのハンド・キーボードの調子が悪かったらしく唄い出だしのタイミングが掴めずやたらとイントロが長引いたことぐらいでしょうか。

Special Thanks to Hosogai


輝川様よりメール頂きました。ありがとうございました。 98/11/13

アメリカ公演のレポートです。

私が見ましたのは、1996年8月4日 -- Target Center --(大阪城ホール位のクラスのホールで、同州でも一番大きいホールです),Minneapolis, Minnesotaでのコンサートでした。
基本的に、白人の多い地域であるため、観客はほとんどが白人でした。でも、他のコンサートよりも、若干、黒人も多かったと思います。ほぼ満席状態で、年令層もリアルタイムで聞いたであろうファンから、まだ学生くらいの若いファンと結構広く、これも日本公演と同じような年齢層でした。
ただし、全く違ったのは、雰囲気でした。 びっくりしました。 もちろん、ノリは日本人よりも良いのでかなり盛り上がっていたのはそれなりに予想できた事なので良かったのですが、それよりも公演が始まって、あたりが薄暗くなって暫く経つと、そこらじゅうからオレンジ色の弱い光がぽつぽつと.......... 。もちろんタバコでは無く、ぱっぱ を吸うけむりがそこら中からもうもうと立ちこめて、霧がかかったようになって。 まあ、日本じゃ考えられないな〜、と感動(?)しきりでした :)
  Steely Danは、アメリカでも根強いファンが多いようで、たしか、「Alive in America」のCDのテレビコマーシャルも見たような記憶があります。(結構珍しいことです。) FMラジオでも古い曲(Kety Liedのあたり)を中心に良く流れてました。 お金が無くて買えなかったのですが、「Gaucho」「Aja」のデジタル・リマスター盤(何故か知らなのですが、一枚35ドルくらいしていたので。ちなみに普通のCDなら10〜15ドル)も再発売されてまして、人気があるのだな〜と思いました。
他には、日本で前に見たコンサート同様、間に20分程の休憩が有りました。あと、残念ながら、曲目はもうハッキリと覚えていませんが、2 . 3 曲つぎの新しいアルバムに入るであろう曲も有りました。(一体、いつ出してくれるのかしら......... 。)パンフレットは、何故か売って無かったので持っておりません。ちなみにコンサートのTicketは、35ドルでした。 

Special Thanks to Terukawa



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