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5月3日〜4日 <火打山 2,462m 山スキー>

二日目はこちらから→

プロローグ
今年のGWは実に3年ぶりに山スキーに行くことになり、行き先は尾瀬の「燧ケ岳」が最有力候補だった。この場合車中前泊、滑った後はそのまま帰って来るか、近くのヒュッテに泊まって翌日はクロカンして来ようか・・・決め兼ねているうちに尾瀬方面の天気予報が悪い方に変ってしまい悩みに悩んだ結果、「火打山」に決定した。
行く日の朝、急いでインターネットでお気楽さんが行かれた時の記録を確認した。お気楽さん(byお気楽登山隊 山登り紀行)が行かれたのは昨年の4月30日、うちと同じように燧ケ岳の案もあった結果火打山に決定していた。

  

上信越自動車道の渋滞により、予定より一つ手前のIC(豊田飯山IC)で降りてしまったため、なんとも遠回りの道を走ることにになってしまい8時前に笹ヶ峰の駐車場に到着、すでに駐車場はいっぱいだったが、ちょうど空いたところに止めることが出来、8時過ぎに歩き始めた。
山スキーは実に3年ぶり、その間冬場のゲレンデスキーにも行ってないので、登り通せるかまた滑れるか非常に不安だけれど、ヒュッテ泊まりであることが気持をずいぶん楽にしてくれてた。

  

まずはなだらかな斜面を登って行き、黒沢橋で板を外しその後の登りでいったん板をつけ登った。が、やはり十ニ曲がりの急登では板を外して登るらざるを得なかった。ただし担ぐのではなく、引き上げることにした。
1時間ほどの急登のあとは再び板をつけ登る。
そして(何しろ歩くのが遅いので)、黒沢山手前の富士見平に着いたのが12:30頃、夏のコースタイムの実に2倍かかっていた。そこでお昼にしてから黒沢山まで登り高谷池ヒュッテに向かって滑り降りた。一日目の滑降はこれのみ。

黒沢山から滑ったあと再びシールを貼って登り、高谷池ヒュッテに到着。
この高池池ヒュッテはもう10年以上前に出版された、管理人の築田(つくだ)さんが書かれた「妙高山高谷池ヒュッテ通信」を読んでその四季の素晴らしさにぜひ泊まってみたいと思っていた山小屋。
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本は小屋の行事の紹介や山の情報、管理人が感じたことを情報発信したいと年に3〜5回発行された「山小屋だより 高谷池通信」を一冊の本にまとめたもので、春先に行なわれるスキーレース「火打山カップ」のことや、夏の自然観察会、秋の初雪のこと、動物の話、池塘の話、などが書かれている。この機会に再度読み直してみたい。
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今回泊まるにあたり、予約の際トイレで使用した紙は持ち帰り、食事は夜はカレー、朝は中華丼と決まっている、と説明があり、後は小屋で買ったビールの缶なども持ち帰りだった。
夕食は2回目で6:00〜、朝食も2回目で6:30〜となった。

 

小屋のロケーションは抜群!!
受付を済ませたあとは小屋前のテーブルで明日目指す火打の山頂/隣りの焼山、北アルプス、高妻山/乙妻山を見て、夕食のちょっと前までくつろぐ。この日の長野市の気温が28度まで上がっただけあって、夕食までの時間いてもとても暖かかった。


左:影火打山、右:火打山

この景色を最後に小屋に入った。
夕食はカレーだけかと思っていたらハヤシもあり、私はハヤシ、おいしかった。注意しなくてはいけないのが、食べ残さないように食べれる分だけ盛る事。(セルフサービス)

夕食の後、TVをつけてくれて、天気予報と火打山の紹介ビデオを見た。
滑るところはたくさんあるので、ニ泊しても良いかと思っていたけれど、5日の天気に曇りと雨マークが出ていたので、一泊だけで翌日は下ることにした。

食事は2回に分かれていたけれど決して混んでいるわけではなく一人一枚の布団で私は例により熟睡。

さて明日は無事山頂に行くことができますでしょうか、二日目へ続く・・・
参考にさせていただいたお気楽さんの記録はこちらから 日帰りです。

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