2008年5月−2 

5月3日〜4日 <火打山 2,462m 山スキー>

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2日目 5月4日

朝5時、朝焼けに期待しヒュッテの先まで行ったけれど染まらなかった。
染まりはしなかったものの展望は抜群、白馬岳から穂高まで良く見えた。そして雲ひとつない快晴、すがすがしい一日の始まりだった。




5:20でここまで空が蒼くなった。
左から焼山、影火打山、右が火打山。
(携帯でこの写真を送った人、中央が火打山は間違いでした。)

小屋に戻り6:30から朝食。
メニューは中華丼とお味噌汁。おいしかった。
中華丼にはやっぱり「紅しょうが」。




不要な荷物はヒュッテ前の棚に置き、7:40出発。(一番遅い出発だった)


山頂目指して・・・本当に気持の良い歩きだった。この頃はまだ一緒に進む仲間がいたのに・・・


途中、金山(正面)と北アルプスを望む

最後の急登は板を外し引き上げ、9:30に山頂到着。(ほんとに遅い!) 到着した山頂はとても風が強かったが展望は良かった。

早々に滑る体制をとりつつも休憩し展望を楽しみ、高谷池に向かって滑る。ちょっと下ったらもう風はなかった。
このころになると日帰り組みがもう山頂近くまで登って来ているのが見えた。これはもう確実にどこかで追い越されること間違いなし!
天気は一日良いので、まぁうちはゆっくり行こう。(って早く行けない)


↑ こんな感じで滑って  ↓  最高に気持良かった!!

高谷池の上部でお昼にしたあと、高谷池ヒュッテへ戻り置いてもらっていた荷物を詰め出発。
ヒュッテから鍋倉谷コース上部の快適斜面を1,700m地点まで滑り、2,000m地点まで登り返して稜線に出る。ここも滑りやすかった!!

登り返したところから十ニ曲りまで稜線沿いに滑るのではなく、その右の谷筋の斜面を滑った。そして黒沢橋へ・・・
が、滑った跡をたどって行ったのに、橋がわからない! そしてその後滑った跡も、登り返した跡もない。地図を見たら橋よりも下に来ていたことがわかったので50m程登り返した。これが正真正銘最後の登り返しになった。
そしたらありました、みんなが登り返した跡が。
橋から下はみんなが滑ったあとだったので、非常に滑りやすい雪質になっていてボーゲンながらも楽に滑ることが出来た。ただ、お気楽さんが書かれていた通り顔に小枝があたったりするので注意が必要だった。この時期はまだまだ雪も多く、一番下まで滑って行くことができた。そして最後に滑るのも悪くないかも・・・私にとっては。
で、駐車場に戻ったのは5時過ぎ、日帰り組みがぞくぞくと戻って来る時間だった。

エピローグ
久々だったので不安もあったけれど、日程に余裕を持ったのと、滑りやすい雪質に大満足の2日間になった。滑りも私としては満足だった。二日間とも雲ひとつない快晴だったことも気持に余裕を持たせてくれた。
そしてみんなより遅い分、2倍楽しめたかも・・・(笑)・・・とあくまでもプラス思考の私。
高谷池ヒュッテも良かった。次はぜひ初夏に泊まって、花を見ながら妙高〜火打と歩いてみたい。

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