レヴォルトパーティ
 

第5話 神の手がかり



 
 

「九牙、ちょっといいか?」
ある街の宿屋、そこで俺は58000Gの宿屋を発見し、そこで四人で泊まっていた。 もちろん女三人と俺は別の部屋で合計金額116000Gだ。まだ残金には余裕がある。部屋の構造は四階建てで、それぞれ豪華な装飾品や寝床があし、酒や果物もあり、これらは食べ放題のみ放題である。
ちなみに四階は庭のようなものになっていて、プール付きととてつもない部屋になっている。
そして女部屋に遊びに行った時に九牙に話しかける。
「どうした?」
「何、神のことで何か知っているかと思ってな」
そう言うと彼女はなるほどといった感じで俺を見る。
「神との接触の仕方とかまったくわからずに戦おうとしていたんだな」
「魔力を捜せばわかると思っていたんだが・・・どうもそうな簡単なものではないようなんでな」
「・・・ま、私に任せろ。だてにフリーの遺跡研究者をやっていないんだからな」
「ほう、ということは・・・」
ギアローはあごに指を当てて言う。
「そう、プラフィスも発掘中に私に取り憑いた奴で、知識面でも戦闘面でもなかなか大したやつさ。いろいろと役に立ってもらっている。星流の槍もそいつのもんだ」
そう言うと九牙は前髪をかきあげた。
「で、神との接触の仕方はとうなっているんだ?」
「なにかしら神を祭っているところに行くといい。本来ならば認められたものしか神に出会うことは許されないが、神にケンカを売るものであえるだろう。もちろん、私も協力するつもりだ」
「・・・なるほど、教会か」
「あるいは神の媒体か・・・」
神の媒体・・・?
「N・M!!」
「は、はい!」
四階でキイナと遊んでいたN・Mは俺のかけ声で急いで下りてくる
上で泳いでいたらしく、水着のまま下りてきた。
「どうしました?」
「・・・お前、天使だったな・・・」
「い・・・今は違います、よ?」
「何!?」
驚いた俺はN・Mの背中を見る。するとあったのは天使の羽ではなく、トビウオの前ヒレだった。
「・・・どうやらこの子は神の媒体ではないようね」
「そのようだな」
「それ以前に天使は神の媒体じゃないよ☆」
遊び相手が呼ばれて暇になったのか、キイナまで降りてきた。もちろんこちらも水着姿だ。
「そうなのか?」
「だって天の使いってかいて天使じゃん♪」
「・・・そういう落とし穴があったのか・・・」
「根本的な何か違うと思うが・・・まあ、これでどこへ行くかは決まったな」
九牙が言う。
「いや、下手に教会に手を出して世界を敵に回すのはさすがにまずい。それに何が起こるかわからないしな」
「へえー☆ ギアローって意外と考えているんだ♪」
「うう、何だか私、とんでもないことに巻き込まれてしまったのかしら・・・」
「後悔してももう遅い☆ それに悪を罰する神を倒すなら私は歓迎よ♪」
キイナが言う。何やらかしなことを言っているが・・・ちなみにN・Mは重要なことを聞き逃している。
「まあいい、いろいろ捜しておくからおまえらは遊んでいろ」
そう言うと俺はそのままでかけることにした。
 
 
 

さあて、今度は読者様がここからの展開を選んでいってくれ。
 
 

そこから俺の視点で見るならここから
 
 

キイナたちの視点から見るならここから見てくれ
 
 

そして俺たちの最初の戦いは始まった。