第11章「新たな力」
A .「タイムテーブル」
main character:ろう・ふぁみりあ
location:インターミッション

 はい。

 久しぶりのインターミッションでこんにちわ。FFIF作者のろう・ふぁみりあです。

「ホントに久しぶりだなー。8章でやったきりだから・・・1年ぶり」

 3章書き上げるのに1年かかってるんですか私。
 ちなみに相方は、この章では全く出番のない予定のバッツさんにお願いしています。

「まあ、いつもの如く予定は未定で、気を抜いてるといきなり『出番だよー』とか声が掛かりそうだが」

 ・・・もしかしたらエピローグくらいには顔を出すかも知れません。

「本編にでなくても、座談会には顔を出すしな。・・・で? 今回はなんの話だよ?」

 はい。
 なんか9章10章辺りでやたら時間が行ったり来たり場面が変わったりしていたので、話の流れを整理しようかと。

「あー確かに。バロンのエブラーナ組とファブールの俺たちの話が同じ章で進行してたしな。章を分ければ良かったのに」

 ですねー。ちょっと後悔アンド反省。
 ちなみに、もっと分けるとエブラーナ組はジュエル単独とエッジ・エドワード(ユフィ)組に、ファブール組はセシル・ヤン・リディア組とバッツ・フライヤ組、ギルバート・ギルガメッシュ・リックモッド組に別れます。

 そうして分けた場合の話を時間通りに並べると以下の通り。

 

  バロン:エブラーナ組 ファブール:セシル組
一日目・朝 B.「忠義の心」 A.「悪魔の道」
C.「エブラーナの王」          
D.「騎士のプライド」          
E.「乱戦必至」          
エドワード・エッジ組 ジュエル単独          
F.「苦い想い」            
G.「乱れ雪月花」            
H.「戦慄の少女」            
I.「闇なる力」 I.「闇なる力」          
  J.「風の羽衣」          
エッジ・ユフィ組            
K.「予期せぬ再会」            
一日目・昼 L.「愛の逃避行」 H.「望まぬ再会」 第9章プロローグ
    M.「限られた選択肢」
    N.「エニシェル」
    O.「“諦め”の暗黒剣」
    P.「騎士の剣、旅人の剣」
一日目・夜     バッツ・フライヤ組 セシル・ヤン・リディア・ギルバート組
第9章エピローグ     Q.「痛み」
H.「望まぬ再会」            
I.「敵か味方か」 I.「敵か味方か」          
二日目 エッジ・ジュエル・ユフィ・ミスト組   セシル・ヤン・リディア組 ギルバート組
バロンを脱出 船団・港を出港       トロイアへ出立
三日目 バロンの追っ手から逃げ回る          
四日目       ファブールを出立、南の海岸で船団に乗り込む  
五日目       ダムシアンの船団と合流  
      R.「別れ行く者たち」 R.「別れ行く者たち」
      ヤン単独 リディア単独 セシル・エニシェル組  
      第9章エピローグ 第9章エピローグ 第9章エピローグ 第9章エピローグ
    第10章プロローグ 第10章プロローグ 第10章プロローグ    
    バッツ・フライヤ、出航        
    B.「船上にて」        
六日目     C.「父の遺言」        
    D.「海賊と旅人と」        
    E.「開眼!」        
    F.「別れには再会の約束を」        
      G.「拳の誓い」      
七日目     G.「拳の誓い」        
    バッツ・フライヤ・ヤン・ファリス組      
八日目         J.「ありがとう」 第11章プロローグ  
第10章エピローグ 第10章エピローグ 第10章エピローグ A.「クリスタルの伝説」 第10章エピローグ

 

 

 

「先生、ごちゃごちゃしててよく解りません」

 私にもよく解りません。

「おい」

 とりあえず、8章終了直後、9章開始を一日目とするとこんな感じです。
 見て解るのは、エブラーナ組が9章、10章と渡ってほぼ一日目に集中していること。

「・・・これ、ホントにエブラーナ組で9章、俺たちで10章って分けた方が良かったんじゃないか?」

 ですねー。
 やっぱタイムテーブルは物語書く前に作れと言う教訓ですね。しみじみ。

「しみじみ、じゃねーよ」

 まあ、こんなにごちゃごちゃになってしまったのも、FF4名物「一方、そのころ・・・」が発動してしまったからなんですが。

「名物なのか?」

 まあ、次章はセシルさんが物語の中心となって動きますし、次々章もセシル組とバッツ組で別れますが、舞台は同じ場所ですから、そうそうぐっちゃんぐっちゃんにはならないと思います。以上。

「以上って。・・・あれ、これだけ? 他になんか書くことは?」

 いや特に。
 なんかこの表作るだけで心底疲れたんでもういいです。

「いいのかよ!? あ、そーいえば俺、一つ疑問があったんだ」

 はい?

「ダムシアンの船団って、どっから来たんだ?」

 ・・・はい?

「だってさ地図見ると(O.「“諦め”の暗黒剣」参照)、ダムシアンの港って大陸の上じゃん。そっから船持ってくるとなると、ファブールの方まで回ってこなけりゃならないんだが」

 ・・・ええと。
 あ、ほら、カイポの村の東にも港があったって設定にしたじゃないですか。リヴァイアサンの出現で使えなくなって廃港になったけれども、誰もいなくなっても船だけは残っていて、きっとその船を使ったんですよ。

「強引過ぎやしねえか? つか、時間的に厳しくねえ?」

 そーかもしれませんが、他に説明できないじゃないですか。
 だからそれでなにとぞ一つお願いします、おでーかんさま!

「誰が代官だ。あとさ、他にも気になるところが。ギルバートがトロイアに向かって―――」

 だーっ! もう良いじゃないですかッ! 行き当たりばったりの思いつきで書いてるんだから、矛盾点くらいごろごろごろごろ出てきますよ! でも、人間に必要なのはそれらを指摘して作者を追いつめることよりも、ご都合主義の名の下に矛盾を受け入れる寛容な心が必要だと思うのですよ。

「そりゃまた書き手に都合の良い理屈だなあ」

 ぬう、馬鹿のくせに理屈を語るなんて。

「あ゛? てめ、今なにかヌかしやがったか?」

 いえ何も。
 けど、自分でも思いますが本当に矛盾が多いな、今回に限らず。

 最近、第1章の辺りを読み返してみたんですが、何故かセシルさん、孤児院で育ったことになってるし。
 それがいつの間にか謎の神父に育てられたことになってる。
 不思議ですねえ。何故でしょう?

「その場のノリで思いついた設定を、思いついたはしから書いてってるせいだと思うけどな」

 おお、成程。
 でもまあ、幸い、Low-Gには矛盾許容概念が存在することですし、多少の矛盾は許容されてしまうのですよ。

「なんだそりゃ?」

 ・・・わかんないなら良いです。
 でもまあ、流石に矛盾したままってのも気持ちが悪いので、いずれは書き直しますが。

「いずれって?」

 FF4IFが完結してから。

「いつになるんだか・・・」

 いつになるんでしょうねえ・・・

 


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