長江三峡、華北旅行記-8







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11日目)北京南⇔天津(高速鉄道)、天津 旧租界、五大道、周恩来記念館、静園、古文化街、 午後、北京 琉璃廠

地下鉄で北京南駅へ行く。ここも巨大な駅だ。地下1階の窓口でパスポートを提示して、天津行き切符購入。 城際快速、2等55元(700円)。エスカレーターで2階に上がると、23番までの広い待合室。

わずか30分で着く。中国の高速鉄道の中で、最高速の路線だが、7月の温州鉄道事故以来、減速走行し、表示は294km/hであった。






天津・旧租界1 天津・旧租界2

「旧租界」建築は、天津駅前の「海河」を渡った解放北路にあり、かつては世界各国の金融街だった。 上海の外灘と異なり、静かで落着いた雰囲気。






天津・五大道1 天津・五大道2

 「五大道」は、イギリス租界の場所で、今でも華やかな洋風建築が5本ではなく6本の道路沿いに残っている。 そのうち、「常徳道」を端から端まで歩いてみた。

 




周恩来記念館1 周恩来記念館2

 次に「周恩来記念館」を訪れた。周首相は、田中角栄首相と共に、 1972年の日中国交回復を成し遂げた功労者。 大正時代には、京都帝国大学に留学経験があり、親日家でもあった。

この「入学願書」は、大正7年に京都帝国大学へ提出した自筆のものである。その達筆さに感服。






天津・静園1 天津・静園2

「静園」は、日本にも馴染みのある満州帝国の皇帝「溥儀」が、2年間住んだいた邸宅。  ちょうど日本人の老夫婦が見学していた。

 




天津・古文化街1 天津・古文化街2

「古文化街」は、清代の街並みを再現しており、古書や伝統的な手芸品が並んでいた。

 




天津・海河1 天津・海河2

天津駅前で大きく蛇行しているのが、「海河」だ。 古くから水上交通のかなめであり、河口に天津港があり、渤海湾へそそぐ。

 




北京・琉璃廠1 北京・琉璃廠2


北京に戻り、地下鉄「和平門」駅で下車し、「琉璃廠」を訪れた。古書、絵画、掛け軸、 筆、硯や墨などの大きな専門店が密集しており、飽きない。圧巻は畳1畳分もある巨大な硯。 日本でも有名な「王義之」の「蘭亭序」を、10元(125円)で購入した。









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