長江三峡、華北旅行記-7







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10日目)済南西→北京南(高速鉄道)、午後、北京 円明園、鐘楼、鼓楼

済南西駅 最新の「和諧号」

 済南の郊外にある済南西駅へタクシーで行く。45分もかかる。 6月末に開通した中国一の大幹線、北京〜上海間高鉄沿線の新駅だ。 巨大な駅舎だが、まだ閑散としている。付近一帯は大原野で何もない。

数年の内には高層ビルが林立し、済南西「新城」として100万都市?になるのではないか。 北京、天津そして上海の3大直轄市にアクセスがよいから。

6月から高速鉄道を利用するには、身分証ICチップ読込みで、乗車切符を購入のため、 外国人には、自動券売機が使えない。窓口に並び、パスポートを提示し、係員が パスポート番号を入力後、切符を購入する。快速は、2等192元(2,400円)、1時間40分。

時速300km/hで、北京・上海間1,320kmを従来の半分の4時間50分で結ぶ。 しかし、7月の温州付近の鉄道事故以来、減速走行と、一部車両を点検、整備のため工場に戻し減便している路線だ。






北京駅 北京宝辰飯店

 北京南駅から地下鉄で北京駅へ。切符は2元(25円)の磁器カードで、使用後は何回でも再利用できる。駅前の「北京宝辰飯店」でチェックイン。

 




円明園1 円明園2

午後、地下鉄で「円明園」へ行く。アロー戦争で英仏軍に破壊された離宮跡。 館内で映画の上映を見たが、清朝が破壊される様子を、中国の人々はどのように見ているのか。






鐘楼 鼓楼

また地下鉄を乗り継いで、「鐘楼・鼓楼」へ行く。これは西安で見学したものよりも、規模は小さい。

 




胡同(フートン) 胡同・三輪車

付近は「胡同(フートン)」街であり、狭い路地に古い家屋が密集しており、共同トイレが目につく。 小さな食堂や店も中にあり便利だ。胡同(フートン)見学の三輪タクシーが走っていた。

空き地では年配の男女が、麻雀をしている。 それを数人の住民が取り囲んで、見物している。リーチ麻雀や、掛け麻雀ではない。 「加藤嘉一」のいう「暇人」か。









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