長江三峡、華北旅行記-2
長江三峡、華北旅行記-3へ続く
3日目)三峡下り 早朝、豊都鬼城(下船後、10人乗り電動車)、夜、張飛廟(下船)
豊都鬼城1
豊都鬼城2
豊都鬼城3
豊都鬼城4
重慶から170km航行した「豊都鬼城」は、最初の下船観光地。朝6時半過ぎ、まだ暗いのに、数百人の乗客が一斉に下船し、桟橋を100mほど歩き、やっと上陸。既に大変な混雑。
10人乗りの電動車に、大声で先を争うように乗り込み、山の中腹へ。
山のふもとの旧豊都市街は三峡ダムで沈んだため、対岸に新しくできた高層ビルに移住している。3時間停泊後、江山8号は出航。
新しい大橋
移住者の街
重慶では、長江特有の泥水であったが、もはや「ダム湖」を航行しているので、水面は濃い藍色をしており、水の流れも見えない。大型貨物船が頻繁に往来している。
船窓からは、突然新しい高層ビル群が山の斜面に何回か出現する。「万県」などのいわゆる「新城」だ。三峡ダムによる強制移住者140万人の一部だ。
江山8号
楊先生と
いいパートナーにめぐり逢えたものだ。暇なときはお互いにベッドで読書三昧。私は「司馬遼太郎」の長編をじっくり読むことができた。
西遊盛唐土
相逢三峡中
交流不解語
情露筆迹濃
国語科の楊先生が、私のために即興で「漢詩」を作って贈ってくれた。感謝感激。
船内の朝食
船内の食事
食堂は1階と2階にあり、朝食は、中国の定番でお粥、饅頭、茹で卵、威菜(漬物)などで8元(100円)。
昼食、夕食は、ご飯1元、野菜や肉料理等が一皿18〜35元と割高だ。
張飛廟
張飛廟「杜甫」
「張飛廟」への下船は、なんと夜9時半からだ。書道、絵画、彫刻の3つが大変貴重であるとの説明を受ける。長江を旅した「杜甫」の「登高」という漢詩もある。
夜、旅行社のガイドが部屋に来たので、明日からのオプション観光3箇所の代金370元を払った。夜11時に出航。
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