台湾・阿里山旅行記-1



はじめに

 10年振りの台湾では、「阿里山」を中心に桃園、嘉義、台中を訪れ、高速鉄道や、森林鉄道にも乗車し、標高2,200mのホテルにも宿泊した。






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1)阿里山のご来光

阿里山1 阿里山2





阿里山3 阿里山4





阿里山5 阿里山6



阿里山は台湾の最高峰、玉山(3,952m)西方に連なる山塊。全体が「阿里山国家森林遊楽区」に 指定され、「日の出、夕霞、雲海、鉄道、神木」の五大奇観が有名。

熱帯、亜熱帯、温帯の植物が見られ、山頂付近は真冬には5°Cにまで下がる。玉山山系から顔を出す 日の出は美しいといわれるが、あいにくの雨天と濃霧で全く見られず。残念!残念!日の出画像は転用です。









2)阿里山森林鉄道 

森林鉄道1 森林鉄道2





祝山駅 機動車





車内 鉄道地図



阿里山森林鉄道は、日本統治時代に阿里山の紅檜などの森林資源輸送のために、1914年に完成した。 本線は嘉義〜沼平間、73km区間で2,250m以上登るためループ線やスイッチバックを組合せている。 なおこの区間は、数年前の台風災害で不通になったまま復旧していない。

阿里山森林鉄道の軌間は、狭軌の107センチより3割も狭い76センチの特殊狭軌である。当然車両もミニである。 日の出に合せて1往復のみの祝山線の祝山駅は、標高2,451mで最高駅である。

阿里山閣飯店では、4時50分にモーニングコール、5時10分にホテルのバスで阿里山駅まで送迎してくれる。 帰りは、沼平駅で下車すれば駅にホテルが隣接しているので大変便利だ。

阿里山駅〜祝山駅間、6,2kmを25分かけて登る。時速15キロ。30人乗りの車両を5両つなぎ、最後尾を 機動車が押上げて登る。5時50分発上りは日の出前で真っ暗。往復150元(約400円)。 下り7時25分発は、最終列車の表示。森林の中、カーブが連続しているのがよくわかる。









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