今日の疑問

大学受験地理マニアの青春サイト　地理の疑問とジオゴロフィー

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　今日はクリスマス。キリスト誕生とは何ら無関係で冬至祭りに合わせただけらしいという話はずいぶん昔に書きましたが、まっ、そんなことはどうでもいいわけで、クリスマスはクリスマスです。

　昨晩はイブでケーキを食う日でしたが、みなさん食いましたか？　私は食いました。クリスマスと言えばサンタクロースのプレゼントで、私も世を忍ぶ仮の姿で父親をやっていますから、……、というか、世の多くの中年男性はよくそう考えるらしいが、今までの人生で成し遂げられた大事といえば、子づくりぐらいしかなかったのだから、世を忍ぶどころか、それがまことの姿でありましょうが、それだとつまんないので、格好つけるために、「世を忍ぶ仮の姿」なんて言ってみただけです、……、まあそういうわけですから、クリスマス・プレゼントを新聞紙に包んで……いい包み紙がなかったから、新聞紙を使っただけです。中日新聞……購読紙は信濃毎日新聞と長野日報なのだが、なぜかたまたまあったので……、それを使ったのだが、ノルウェーのラップランド辺りの新聞を使うべきだったと後悔しています……、まっ、そんなことはどうでもいいのですが、というわけで、深夜に娘どもの枕元においてきました。娘どもはまだ小さく、サンタはいることになっていますから。そのことについては、よく話題になるから書きたくもないが、筆の運びで仕方なく書きます。私の場合は小学２年までです。

　さて、知り合いの受験生のみなさんは、「クリスマスなのに自習室で勉強！色気も何もありません！」という人が多かったみたいです。そういう方々に対しては、「シングル・ベルに幸あれ！」と書き送りました。私ども老人世代からすると、「クリスマスなのに色気なし？　クリスマスと色気って関係あるの？」と思うのだが、いつの頃からか、「クリスマス・プレゼント→恋人にプレゼント→男女がさかり合う」という風に発展したみたいですね。

　不良大学生やイカレタ中年諸氏の中には、クリスマス・パーティで盛り上がりすぎて終電に間に合わず、深夜の寒空の下で凍死しかかっている人もいるんじゃないですかね。なんといっても大都会では、遠距離から通勤している人が多いですから。

　といわけで、本日は、通勤時間のお話です。おなじみになりつつあるピグタク君から届いたばかりのメルマガ的質問メールです。

　東京都に住んでいる人は職場が近いのだから通勤時間は短いはずだ！と考える人はかなり多く、よくある疑問です。間違いですが。

　まず、ピグタク君は、群馬県に対して、おおいなる誤解をしています。

　首都圏の人の職場は主に東京都心というのは大間違いで、東京に隣接する埼玉･千葉･神奈川ではかなり多くの人が東京へ通勤しますが、首都圏周辺部に当たる栃木･群馬の人で、東京へ通う人はきわめて少ないのです。

　だから、群馬県の前橋から東京都までは確かに１５０分かかるかもしれないが、そんな遠距離通勤･通学する人はごくごく少ないのです。上越新幹線があるから、新幹線通勤ができますけれど、そんな人は多くありません。

　そういえば、長野新幹線ができたとき、「軽井沢、佐久、上田、長野が、東京への通勤可能圏になった。これによって長野県の人口増加と、それに伴う経済効果が期待される。」なんてバカなことをいう人がいた。通勤時間という数字では通勤圏かもしれないが、可能と実態とは違います。群馬県の安中榛名駅周辺で進められている住宅や交通の整備もままならぬというのに、それより遠い長野県が通勤圏になるわけないじゃん！　長野県に住んで東京に通勤するような人は、まっとうとは言えぬあやしい職業に就いている人か、あるいは、不動産屋の甘ごとにだまくらかされた大バカ物かの、どっちかでしょうな。

　冗談はさておき、下に、前回１９９５年の国勢調査のデータで、他県に通勤･通学する人の割合を示しましたから、これを見てください。

　群馬県から他県へ通勤･通学する人の割合はたった５．７％しかいません。ということは東京へ通勤･通学する人の割合はもっと低いはずです。群馬県の大半の人は、県内で、そして半分強の人は自分が住んでいる市町村内で学び働いているのであります。

従業地･通学地別15歳以上通勤･通学者数の割合(%)(平成7年)

　ピグタク君がどこにお住まいかは存じかねますが、ひょっとして埼玉県に住んでいるのではありませんか？　埼玉県と言えば、「埼玉都民」などという言葉があり、東京都への通勤者がきわめて多いことで有名です。そうした人々は、埼玉県は寝るだけで、ほとんどの時間は東京都にいるため、必要な書類を取りに役所に行きたくても行けなくて不便です。埼玉県にいるのは夜中と休日だけで、そういう時間は役所が開いていませんからね。

　そこで、１９９６年１０月、埼玉県は、東京都への通勤・通学する“埼玉都民”のためにパスポートの発行や住民票の受付などを扱う「埼玉情報センター新宿」（愛称『埼玉県領事館』）を新宿西口に開館させたらしいですね。

　これは他の県の人から見れば、信じられないような大ニュースであります。埼玉県に住所をもつ埼玉都民は、日本の中で自分は少数派、マイノリティ、変人である！と自覚しなければなりませんぬ。たとえ近県とはいえ、群馬県に対しても、「首都圏の県はすべからく埼玉県と同じ！　したがって、群馬県でも東京への通勤･通学者が多い」などとゆめゆめ考えませぬようお願いします。

　と、埼玉県人を変人のように言いましたが、他県への通勤＝遠距離通勤者が多いという特徴は、東京都に隣接する３県（埼玉・千葉・神奈川）に共通しますから、そんなに変なことではありません。

　次に、東京都の遠距離通勤ですが、これは、ピグタク君の仮説１でまあいいんじゃないですか。東京都の場合は、埼玉・千葉・神奈川と違って、他県へ通う人の比率は小さいけれど、県内の他市区町村へ通う人（大半が、都内の市町村から区部へ、あるいは、区部内である区から他の区へ、でしょうが）の比率が高いから、埼玉･千葉・神奈川ほどではないが、遠距離通勤者の割合も、群馬･栃木に比べてずっと高いわけです。

　そして、地方では、富山県の例を見てもわかるように、群馬県と同様、いや、群馬県以上に、自分が住んでいる市町村で働き学ぶ人が多く、遠距離通勤などする人はあまりいないのです。だから通勤時間も短いのが普通です。自宅の近くで職場をみつけるか、職場の近くに移り住むわけです。首都圏と違って地価や家賃が安いから、職住近接が可能です。

　というわけで、通勤にかける時間は、大都市圏の中心部に近い郊外県＞大都市圏の中心部の都府＞大都市圏の周辺県＞大都市圏以外の地方諸県、というような順番になります。遠距離通勤者の割合も同じです。

　今日は、キムタク君、じゃなくて、ピグタク君、からいただいた疑問です。彼は、定期的に質問することを義務と考えているのか、ほぼ毎週１回、定期的に疑問を送ってくれます。これが度重なると、私のほうも、疑問をいただくのが当たり前のようになってきて、しばらく疑問が途絶えると、ちょっとさびしくなって、「そろそろ来る頃だが来ないな、どうしたのかな？」と、落ち着かない気分になるのであります。なんてったって、私さ～らはさびしんぼう星人ですから。

　しかしながら、毎週１回、疑問を送るというのは、なかなか難しいことで、うまい疑問が浮かばないときもあるみたいですね。そういうときは、受験にまったく関係ない疑問も来て、私を困らせます。でも、私は、自虐的悦楽趣味も持っているので、困ることに快感も覚えるわけであります。

　たとえば、「友だちと話していてわからなかったのですが、日本３大ガックリって何ですか？　行って見てガックリ来るもので、札幌の時計台、高知のはりまや橋まではわかったのですが、もう一つが。僕は沖縄の守礼門だと思うのですが、友だちは長崎のオランダ坂だと主張しています。」なんていう疑問ももらいました。三大ガックリ（または三大がっかり）については、友人に聞いたりネットで検索してお答えしました。

　本日は、数多いただいた疑問のうち、最新のものを公開させていただきます。

　「卸売店」とは、地理で言おうが何で言おうが、小売店を顧客とする商店のことです。下町の問屋街の問屋さんもそうですが、下町は都心に近く地価が高いから、広い倉庫を必要とするものは、郊外に立地するようになってます。卸売店は小売店に比べ商圏が広いから、高速道路のインターチェンジ付近などに集まって団地を形成します。団地といっても住宅団地じゃないよ。卸売団地といい、流通センターなどと呼ばれることもある。工業団地と同じく、殺風景です。東京の郊外で言えばさいたま市や船橋、千葉なんかにもあるんじゃないですか？

　流通センターのことですか。ピンと繋がりました。ありがとうございました。今、電車内で真剣に返信メールを読んでから、このメールを打っていたら、降りる駅を乗り越してしまいました（笑）。

　ははは（笑）　私も、メール打ってて、次の駅まで乗り越すことしばしばです。私のせいで乗り越してしまった人は、今年に入って、これで二人目ですな。

　さて、ピグタク君ですが、「卸売店＝問屋。だから、卸売店の団地（？）＝問屋街。問屋街といえば、江戸時代から明治期に形成された由緒正しき町。ああいう町は「団地」なんて呼ばないし、問屋街は下町にあるから、郊外に卸売店の団地（？）があるわけないじゃん！」と考えたんでしょうね。

　卸売業は品物を遠方から仕入れ、それを小売店に売るのが商売だから、交通条件が大事です。だから、昔の問屋街も、船着場に近い場所など、交通条件の優れた場所に形成されることが多かったようです。ところが、いまや、卸売店が扱う商品は、主に自動車で運ばれるから、港湾の近く以外では郊外の高速道路のＩＣ付近や主要道路沿いがいいですね。それと、商品の集配が仕事だから、それを保管する倉庫も必要です。従来からある問屋街の問屋さんはお蔵でも建ててそこに保管していたのかもしれませんが、いまや、地価が高くなっていますから、さらに大きなお蔵を建てるわけにもいきませぬ。郊外なら地価も安いから、広い敷地に大きな倉庫が建てることができます。

　郊外に形成された卸売団地は、殺風景だから、これを「問屋街」と呼ぶのは変だ。そこの「倉庫」を「お蔵」と呼ぶのも変だ。でも、問屋街にある問屋さんも卸売団地にある卸売会社さんも、卸売業を営むのだから、両方とも卸売店なのだ。そもそも、下町の問屋さんがいっしょになって、郊外の卸売団地をつくり、そこに集配センターをおく場合も多いのだ。

　下町の問屋街では、地価上昇に対抗するために、大きなビルを建ててそこに問屋さんが集まる場合も多いですね。また、小売店以外の普通の消費者に小売りするシステムを考え出し、もはや純粋な問屋さんとは言えないような、卸売り・小売りを兼ねるようなかたちで商売していることもあります。

　郊外の卸売団地は見てもつまらないけれど、下町の問屋街は、行ってそこを歩くだけでも愉快です。海外旅行で外国の町に行ったとき、市場を見て回るのはたいへん愉快なのだが、東京や大阪のような日本の大都市では、問屋街巡りが愉快だと思います。よ～し！決めた！　来年は、問屋街巡りをしようっと。

　なお、上野のアメ横は、問屋街が起源ではなく、第二次世界大戦後の闇市に由来する商店街です。

１２月１５日　シベリアの永久凍土と年平均気温０度の見分け方

　寒いですね。昨日、犬山のリトルワールドに行った人がいましたが、そのお方がおっしゃるには、リトルワールドで世にも珍しい景色に遭遇したそうです。
　　雪のミクロネシア
　　雪の降るタイ
　　雪の中のラクダ

　飛騨川の谷から来た冷気のため（冗談）、昨日のリトルワールドでは降雪があったそうです。雪の中のラクダは現実にもありそうですが、雪のミクロネシアと雪の降るタイは、ないだろうなぁ。

　だから、私はリトルワールドには行きたくないのです。それに、受験生をリトルワールドに連れて行くのには反対しますね。たとえばですよ！　試験で、ポリネシアのサモアあたりの伝統的な家屋の写真が出て、その説明として、
　①　一棟一部屋の造りになっている。
　②　建物は、火山の溶岩やサンゴの石積みの基檀の上に建てられている。
　③　丸い屋根はサゴヤシやココヤシの葉で葺いている。
　④　壁は全くないが、冬はまれに降雪があるので、その際にはすだれをたらす。
などという選択肢があって（まあ、そんな問題はないと思うが）、誤りはどれか？という問題が出たとしましょう。

　雪のリトルワールドに行った受験生は、「リトルワールドでミクロネシアのヤップ島の家屋を見たとき降雪があったのだから、ポリネシアにだって降雪があるかもしれないぞ！　火山の島なら標高が高いところもあるからな。高山の方から冷気が降りてくることがあるかもしれない。飛騨の高山（たかやま）も、サモアの高山（こうざん）も寒いはず。」なんて考えてしまい、すんなり④を選ぶことができず、「サゴヤシ？　そんなの聞いたことないぞ！　じゃあ、③が誤りだ！」なんて考える人がいるかもしれない。正解は④で、「壁は全くないが、寝るときや、雨や風の強いときは、すだれをたらす。」に直さなきゃいけないのにね。

　冗談はさておき、今日は寒い。いま奈良に住んでいる人からメールが来たが、あっちも寒いらしい。寒いといえば、シベリアだ。そこで、知り合いの雄クンから頂戴したシベリアがらみの疑問を紹介します。雄クンとはホットラインが通じていないので、彼の友人経由でいただいたものです。

　永久凍土南限の方が湾曲が大きい。特に東部海岸部で区別したらどうでしょうか？　永久凍土南限はモンゴル北部まで垂れ下がっているから、こちらで区別する手もあるが、図の出典により、そこまで垂れ下がっていない場合もあるみたいだから、こちらは使えないかもしれません。
　永久凍土南限の方が湾曲が大きいのは、永久凍土の分布が、夏の気温（凍土の表面を融かす要因）よりも、冬の気温（地中深くまで凍結させる要因）の影響を強く受けるからで、これに対し、年平均気温は、緯線にほぼ平行な夏の等温線と、垂れ下がり型の冬の等温線を足して２で割ったような走り方をするんじゃないんですかねえ。雄クンも考えてみてください。永久凍土自体は氷期にでき、シベリアは寒いから現在でも残っているものですが、冬の等温線が垂れ下がり型という点は今も氷期も同じでしょう。

　わかりました～。雄クンに伝えておきます。でも、そんなの区別させる問題なんて出ませんよね。

　めったに出ないが、まれに間違って出るかもしれない。記憶は定かではないが、模試で出てたなら、それも間違って出した部類に入る。もし出されていたら許したまえ。

　疑問からちょっとはずれる話ですが、東シベリアに永久凍土があり、西シベリアから北欧にかけての地域に永久凍土がないのは、氷期の大陸氷河（氷床）の分布と関連しているようです。大陸氷河に覆われている場合、外気が地面に直接とどかないので、どんなに寒くても永久凍土は地中深くまでは発達しないそうです。

　氷だけでなく、雪に覆われている場合も同じで、たとえば、北海道の上川盆地（旭川付近）は冬に雪に覆われるため、地面はあまり凍りつかず、春になって雪が融けると、すぐに稲作の準備ができ、雪解け水も豊富で、さらに、内陸なので夏がかなり高温になることもあって、米作地帯になっているのだが、北海道東部では、あまり雪が降らないから、地面が凍りつき、春になってもなかなか融けず、もちろん台地が多いとか夏があまり高温にならないという理由もあるが、それほど米作は盛んではないみたいですね。

　そういえば、今年の冬（このまえの冬）、たいへんに寒くて、諏訪湖が結氷し、久々に諏訪湖の御神渡りがあるか！と期待されたのだが、1月末に大雪が降って湖面を覆ってしまったため、2月に入ってかなり冷え込んだにもかかわらず、氷はそれ以上発達せず、とうとう、結氷すれども御神渡りなし！という変なことになりました。かなり冷え込んでも、雪が外気を遮断して、氷の発達を妨げたわけです。　

　ついでに、わが農園のある諏訪は、冬、寒さが厳しいから地面が凍りつき、3月末になっても田んぼが凍っているから、4月に入って地面が融けてこないと、耕起（耕地を耕すこと）の作業に入れない。地面がこんなにまで凍りつくのは、寒いだけでなく、冬にあまり雪が降らず、積雪が少ないことも大きな原因だったわけだ。

　また、氷期の大陸氷河は、氷期が終わるとみるみる融けてなくなったのに、氷期に形成された永久凍土はいつまでも融けず、東シベリアなどに広く分布している。これは、凍土の表面に森林が形成され、直射日光を遮断してくれたおかげのようだ。そして、そもそも、森林が発達したのも永久凍土があってその水分のおかげのようだ。タイガと永久凍土はもちつもたれつの関係にあるらしい。

　さて、シベリアについては、福田正己『極北シベリア』（1996、岩波新書）が出版されてから、「暗いタイガと明るいタイガ」関連の問題がいくつかの大学で出題され、その後、打ち止めという感じになっていますが、今後、環境問題関連で、再び頻出テーマ＆頻出地域になると思う。

　なんとなれば、世はまさに地球温暖化防止に苦労する時代です。その関係で扱われる森林は、今まで熱帯林ばかりだったのだが、今や、「『熱帯林破壊→温暖化』は飽きた。もう古いよ！　これからの問題は北方林（タイガなど）だ！」って思う大学の先生も多いんじゃないかという気がするからです。「熱帯林は二酸化炭素だけが問題になるのだが、北方林の方は、『北方林破壊→永久凍土融解→メタン発生→温暖化』という図式もあるから、二酸化炭素とメタンの両方から攻めることができるのだ！」なんて考えるわけさ。

　それと、日本の木材輸入も、マレーシアなど熱帯材輸入の割合がかなり減ってきており、かわってカナダとアメリカ合衆国の北米材の割合が伸びてきていたのだが、最近、旧ソ連崩壊時の混乱で一旦減っていたロシアからの輸入が活発となり、ロシアからの北洋材の輸入割合が増えている。

　さらにさらに、森林と永久凍土の関連では、モンゴルの山火事のニュースも伝わってくるし、山火事があれば、森林だったところが裸地になるから、地面に直射日光が差し込んで、モンゴルのような永久凍土南限地帯では永久凍土が失われ、森林の再生が困難になるようだ。というわけで、タイガと永久凍土に関する話題は尽きないのだ。

　しかし、こう寒いと、「温暖化してもらいたいねえ。」と考えたくなる。夏はたいへん暑かったから「温暖化したらえらいこっちゃ！」なんて考えていたから、私は勝手な人間だ。みなさんはどうですか？

都道府県	総数	自市区町村	他市区町村	うち	うち
		(自宅外)		県内	他県
全国	100.0	51.6	48.4	38.6	9.8
茨城県	100.0	51.3	48.7	36.4	12.3
栃木県	100.0	61.8	38.2	31.6	6.6
群馬県	100.0	56.3	43.7	38.0	5.7
埼玉県	100.0	34.5	65.5	30.7	34.8
千葉県	100.0	35.7	64.3	32.2	32.1
東京都	100.0	35.0	65.0	57.2	7.8
神奈川県	100.0	35.4	64.6	39.0	25.5
富山県	100.0	63.7	36.3	34.8	1.5

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	3月（サンゲンアジャホ　青年さ～ら　湖沼国境）　４月　第三のイタリア　七つの海

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