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  • 珍笑、妙笑(ニヤ・ニヤ)?仏蘭西葡萄酒買い付け紀行
シャトー・ルマニエール
 a.c.コトー・デュ・ラングドック
 最初の訪問先はシャトー・ルマニエールでした。かつては農協の職員であったムッシューロベール・グラヴジェルが経営する中堅のこの蔵は、全体にタイムなどの様々な香草(ガリーク)で覆われた丘の麓のガリーク村の小集落の中にあります。ヘミンウェイみたいな髭をたくわえたムッシューグラブジェルとその息子、バリク(樽)型体型(フランスには多い)のムッシュー醸造責任者が出迎えてくれました。

 どこのシャトーも、概ね醸造所の周辺がそのシャトーの畑なので、よほど醸造所から畑が遠くない限り、そこの関係者は、訪問者を葡萄畑につれていき、葡萄栽培の説明をしてくれます。

 ムッシューグラヴジェルも同様に、彼の葡萄畑を一望できるガリークの丘陵中腹まで、道すがら様々な香草を摘んでは、指先で軽く押しつぶし、香りをたて、皆に嗅がせながら案内してくれました。植えてある葡萄品種、有機栽培であること、その生育状態を説明し、概ね順調だという満足顔です。そしてその一番高い中腹の境界で、遙か彼方のあそこまでが俺の葡萄畑だと誇らしげでした。実はこの香草の丘が、彼の造るワインに重要な個性を与えているようです。

 試飲した赤ワイン、Ch.ルマニエー(a.o.c.)及びドメーヌ・グラヴジェル(Vin de Pays)は濃縮されたタンニンの動物臭の陰からタイムやシナモンのスパイシーな香りが微かに立ち上がってくるのです。トレビアンなのだ。マダムカティ・グラヴジェルがアサンブラージュした薄く紫がかったミスティなロゼがキリッとした味わいでとりわけ印象的でした。お刺身、お寿司に合いそう。これらのワインは日本では、まだ売られていない。私たちが買い付けると、日本初登場。'95アデムのコンテストで最優秀賞受賞。その後幾度も入賞している。

 お昼をご馳走になる。生ハム、生牡蠣、サーモン、グースか何かのパテ、それからチーズ。ワイン美味しいね。最後はおばあちゃままで出てきてくれて、庭の苺を、たっぷり、さあどうぞ。

(シャトー・ルマニエール:a.c.コトー・デュ・ラングドック編 文、写真:Masanao Nagasaki)


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