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雪中銘酒を楽しむ会・伊久美
![]() 今年は平年並みの冬が期待できるという長期予報とは裏腹に暖かい日が続き、東北地方では平成という年号が始まって以来の降雪量というものは諏訪では1,2度薄らと積もった程度で、残念ながら"雪中銘酒を楽しむ"というわけにはいきませんでしたが、諏訪市大手の料理茶屋 伊久美にて「雪中銘酒を楽しむ会」を開催いたしました。
今回は手取川(石川県松任市、(株)吉田酒造店)、李白(島根県松江市、李白酒造(有))、舞姫(長野県諏訪市、舞姫酒造(株))の3蔵から当主をお迎えし、各蔵の銘酒を皆様に伊久美料理と共に味わっていただきました。
この日、皆様に御賞味頂いたお酒はまず手取川の「大吟醸古古酒手取川」これは大吟醸酒を長期低温熟成したもの、古酒独特の香りがなく、色も白い、これは炭素処理下とのこと、味わいは熟成の複雑味。このお酒にて乾杯をして頂きました。各当主に御挨拶頂き、次になるお酒は李白の「純米大吟醸・新酒」と「純米大吟醸・生」、「純米大吟醸・新酒」はその名の通り、今シーズンできたてホヤホヤのフレッシュな新酒。「純米大吟醸・生」はその新酒を1年間熟成したもの。ピチピチの新酒と味に深みを増してきた段階のお酒の違いを味わってもらおうという趣向です。 李白酒造のお酒は柔らかい味わいが感じられます。お酒が柔らかいので、柔らかくなるのか、それとも当主が柔らかいのでお酒も柔らかくなるのか、定かではありませんが、当主は「旅は*李白*三日」などと冗談をいう程の柔から頭です。これはどんどん松江を訪ねて来い、という意味でしょう(^^。
他2蔵のお酒が次々とお客様に紹介され、地元の舞姫も黙っていられません。舞姫が投入したのは、なんと「大吟醸・桜楓」。このお酒は舞姫酒造のフラッグシップです。さすが「大吟醸・桜楓」、大吟醸独特の華やかな香りに、柔らかい味わい、更にキレと、渋苦の後味があります。今年、新発売した「純米吟醸しぼりたて・無加圧袋しぼり」も続けて投入です。この無加圧しぼりは酒袋で搾ったものを集めて瓶詰めしたもの。こちらはフレッシュな酸味と思わぬ呑み応えのあるお酒です。
舞姫酒造は会場の伊久美から歩いていける程の地元ということで、工場長の赤羽氏とリカーハウスながさき担当営業の関氏も当主と一緒に参加し、お酒の用意など手伝って頂きました。もちろんこのニ氏、舞姫のお酒をお客様にお薦めすることも忘れません。
冬は癇酒が美味しい季節であるので舞姫「純米酒」を癇酒用に御用意。もちろんこのお酒、冷やで呑んでもおいしいお酒です。"お癇"と"冷や"の味の違いはどうでしたでしょうか?
各当主にはくまなくお客様の間を回って頂き、自蔵の話はもちろんのこと、日本酒一般についてもお話頂きました。
手取川からは「大吟醸古古酒手取川」の他に「吟醸生酒 あらばしり 手取川」を皆様に御賞味頂きました。このお酒は文字通り吟醸酒のあらばしりで、あらばしりとは造りの世界では圧力を掛けずに滴り落ちてきたフリーランのお酒のことだそうです。手取川のお酒は印象として辛口でキレと渋苦を重視している感じです。
40名程のお客様に御参加頂きましたが、宴が進むに従って初めてのお客様通しで御交流頂き、たいへん楽しい会となりました。 (99/02/16 雪中銘酒を楽しむ会・伊久美編 文、写真:Takumi Nagasaki)
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