健康飲料としてのビール

ビール酵母は、有名なビフィズス菌などと同じように、善玉菌と呼ばれています。体内に取りこむと悪玉菌を体外に排出し、善玉菌を増やすと同時に、整腸作用があると言われています。便秘気味の方が飲むと、長年の胸のつかえが降りたような爽快な朝を迎えられるそうです。

軟便が出ても下痢ではありません。

健康な方がビール酵母を大量に取りこむと、赤ちゃんのウンチと同じ軟便が出ますが下痢ではありません。自家製ビール酵母のビールは無添加(酸化防止剤、防腐剤、乳化防止剤などがはいっていません)無着色で、肝臓に負担をかけるものが一切入っていませんので、二日酔いは皆無と言っても過言ではありません。また、ビール酵母には、大量のビタミンBが入っていますので、疲労快復にもなります。また、医学的にはまだ未解明ですが、ワインに含まれると言われているポリフェノールや、プロポリスなどと同じようなメカニズムで、ガンを治す効果があると学会などでも発表されています。また、利尿作用が強く、高脂結晶をよく排泄させるので、痛風の薬にもなると言われています。一次醗酵が済んだ桶の底には、大量のビール酵母が残りますが、これを集めて、漬物(砂糖を100g位足して、やや温度を高めて、乳酸醗酵させてから、糠床にする)を造る事も出来ます。但し、私は嫌いです。そのまま小麦粉に混ぜて、パンを焼いたり、(あっさりし過ぎて、あまり美味くない。パン臭さが全然ありません。)ピザを作ることも出来ます。我が家では、もっぱらピザを作っています。(ピザは最高です。)昔は、乾燥させてから、ミルクや砂糖を混ぜてビスケットが作られました。

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2000/02/25 更新