天然の抗生物質と言われるプロポリス

プロポリス(Propolis)とは、ギリシャ語起源のことばで、Proは英語のPreと同じで「前」を意味し、Polisは都市国家のポリスを意味します。つまり、都市の前⇒都市国家の入り口と言うような意味になります。実際には、ミツバチの巣の入り口付近に多く見つかる物質で、古くはハチヤニと呼ばれて来ました。年老いたミツバチが、マツヤニなどの樹液をかじり取って、自身の唾液と混ぜ合わせ接着剤のようなものを造り、巣の補修材に使われているものです。ころで、ミツバチの巣には、八千匹から、多い場合では、四万匹ものミツバチが住んでいて、相当な過密状態になっています。ところが、過密状態にもかかわらず、巣の中はほとんど無菌状態であることが、分かってきました。無菌状態が保たれているのは、樹木が、自分自身をカビやその他のバクテリアなどの腐敗菌から守るために分泌するフィトンチッド漆の樹液や、松ヤニなどから発散される香り物質のフラボノイド/ポリフェノールなど。殺菌作用が非常に強く、作ったばかりの桧の樽で、ビールを醗酵させると、ビール酵母が全て死んでしまい、ビールが醗酵されないと言う報告さえあります。をミツバチが利用しているからではないかと言われています。例えば、ミツバチの巣に侵入した蛇やねずみが蜂の攻撃に遭って死亡した場合などには、死体を巣の外に捨てるには、重量があり過ぎて、外に搬出することができないことがあります。この場合には、ミツバチが、蛇やネズミの死体にプロポリスを塗りまくるそうです。そうすると、蛇やネズミは腐敗せずにミイラになってしまうそうです。古くは、エジプトのミイラ造りにも使われたそうです。このプロポリスを、エチルアルコールで抽出(写真)したり、グリセリンで抽出(ミセル化抽出法)したり、水で抽出したものが商品化されています。但し、薬効成分を宣伝しすぎて、薬として販売すると「薬事法違反」になります。一般には、プロポリスの勉強をした購入者自身の判断で、自然食品を購入すると言う形で取引されています。私の経験では、口内炎は5分で、痛みが消え、歯痛は30分で消えました(鎮痛作用もあります)。写真の本には、様々の薬効が紹介されています。この本は、大阪赤十字病院副院長の星崎東明さん、ヘルス研究所所長の福島賢治さんが著した現役のお医者さんが書いた本です。希望者に無料進呈いたします(在庫限りあり)。

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プロポリスの入手方法

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2000/03/20 更新