2005年9月23日
彼岸の中日。秋もいよいよ本番というのに、近くの峠路でアブラゼミがしきりに鳴いていた。厳しい残暑が生物暦にいたずらをしている感じだけれど、逝く夏を惜しむような未練がましさはなく、元気いっぱいの鳴き声なのがうれしい。
2005年9月12日
きのう惜桜小屋から5Kほど離れた、山系の異なる里山で熊がつかまり、奥歯を抜くお仕置きのあと山奥に放たれた。熊の気配のある森は刺激的で、ぞくっとする魅力がある。南アルプス山系に続く小屋の森には現れても不思議はないが「できれば来ないでほしい」が本音?。共生の環境が整っておらず摩擦はごめん。
2005年9月7日
中高年にとっても、パソコンは実に便利だし、避けて通れない文明の小道具とは思うけれど、それは素直にいうことを聞いていてくれるうちだけ。いったんご機嫌を損ねてエラーでも出た日には、途端に得たいの知れない魑魅魍魎(ちみもうりょう)のたぐいに思えてくる(9月7日日記参照)。
2005年8月4日
熊の出没があちこち伝えられる。テレビやラジオを聞いて気になるのは、落語に出てくる「クマさんや」のときのクにアクセントを置いた「クマ」の発音。五十音を普通に発音するときのクマが本当だと思うし、大方はこの発音を使ってはいるけれど、できれば統一してほしいもの。