■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり3
▼ケース製作の続き▼
左右のタワーが大雑把に出来上がっているので、下側を加工したいと思います。
![]() 電源スイッチの凹み部分を接着剤で合体させます。 |
![]() バンドソーで凹みに合わせてカットします。 |
![]() 垂直に前面パネルを接着固定します。 |
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![]() 4面全て接着剤でガチガチに固定しました。 |
![]() 裏返すとこんな感じです。上手く出来上がりました。 |
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![]() 試しにタワーx2個と合体させます。 |
![]() 微妙に下側が広がっている加工も真似てます。 |
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▼充電回路&充電池▼
今回も、初代ケースと同様に「非接触充電パッド」に対応する充電パッテリーを利用したいと思います。
![]() これが今回利用する非接触充電対応充電池 |
![]() 分解するとこんな感じです。 |
数年前に、初代GIMIC用ケースに Pnanasonic QE-PL201に内蔵を 検討したもののバッテリー2本は スペース的に無理で断念しました。 今回はリベンジとして、どうしても 分解した記事は、コチラをご覧ください。 |
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![]() 樹脂は邪魔なので基板だけにします。 |
![]() 更にUSB端子も不要なので取り外しします。 |
![]() 充電用コイルも丁寧に取り外ししました。 |
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▼リチウムイオン電池用(18650)電池BOX製作(+充電回路基板)▼
前回のケース製作と同様に電池寿命が気になるので充電池が交換出来る仕組みにします。
充電池を2個ケース内に入れることは決定したものの、今回のケースも高さに余裕がなくて意外とスペース確保が難しいようです。
電池が下部分のケース内に収まらないので、穴を開けてスペースを確保する加工をします。
![]() スペーサー用のFRP板を穴あけ加工します。 |
![]() エンドミルで大雑把に四角く加工中〜 |
![]() 2枚の板に電池が入る程度のスペースを確保 |
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![]() 下側のケースも同じくらいの穴を開けます。 |
![]() これも同様にエンドミルで慎重に加工をします。 |
![]() 加工後に表面研磨をして綺麗にします。 |
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![]() 先ほど加工した2枚のFRP板を左右に接着固定して 高さ確認の為に充電池を仮に入れてみます。 |
![]() 裏側が見るとこんな感じです。 裏蓋が出来るスペースを確保出来ました。 |
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次に充電池を囲む枠を作ります。
![]() 10mm程度の高さにFRFをカットします。 |
![]() 4枚の板を組合わせて枠にして接着します。 |
![]() 試しにバッテリーを入れて確認中〜 |
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![]() ネジ止めするスペースを確保するためにケース側を削ります。 |
![]() 先ほどの枠をケース側に接着固定します。 |
![]() 試しに充電基板を入れてサイズの確認 |
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![]() ジャンク品の単二電池用の接点部分を利用します。 |
![]() これが取外した接点部分(マイナス側) |
![]() こんな感じに電池接点が出来上がり |
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▼充電基板固定部分の製作▼
充電基板をケース内に固定する部品を作ります。
![]() こんな感じにFRPを加工してみました。 |
![]() すーっと基板をスライドさせます。 |
![]() 充電用コイルはこの位置に固定します。 |
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ケースの高さがギリギリで充電コイルがケース内に収まらないので、ケース裏蓋側を1.2mm程度薄く削ります。
![]() エンドミルを使って30mm角の凹みを作ります。 |
![]() 試しにコイルを定位置に固定して・・・ |
![]() 裏蓋をするとピッタリな厚みになることを確認しました。 |
充電基板と充電バッテリー部分の配線は、他の部分が完成しないと続きが出来ないので、一旦作業を中断して他の作業をします。
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▼電源スイッチ固定部品▼
X68000のメイン電源(裏側にあるスイッチ)と同じようなスイッチを背面に固定します。
![]() 厚いFRPを使ってスイッチを固定します。 |
![]() 先日作った基板をネジ止めするようにします。 |
![]() 2.4mm程度のドリルで穴あけして・・ |
![]() 3mmのタップでネジ穴を作ります。 |
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![]() 完成したパーツを背板に接着固定します。 |
![]() 基板付のスイッチをネジ止めします。 |
![]() 表面から見ると、それっぽい完成度になってます。 |
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▼音量調整用ツマミの製作▼
X68000の特徴でもある前面パネルの音量調整用ツマミを再現します。
ただ、初代マザーボードと違って今回の2代目(MB2)は音量調整がジョグスイッチで操作するようになっています。
このままでは、アナログボリュームを取付ても音量調整が出来ないので別途小型アンプを用意して対処しようと思っていたのですが、
GIMICさんから、とても有意義な情報をメールで頂きました。
![]() FRTPANL HEADERの10ピンとGNDを利用して |
![]() 10kΩの可変抵抗を接続すると・・・ |
店頭デモ用の隠し機能で、 可変VRを追加するだけで 音量調整が出来るようです。 実際に接続して実験してみると完璧でした。 それに、ボリュームを雑に延長しても ちなみに、可変VRを接続している時は、 |
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毎回のことですが、X68っぽいツマミは意外と市販されていません。似たようなツマミを何処からか取り外したり、
X68実機から取外して再利用するのが楽なのですが、この部分は自作すると後々の満足度が高いので今回も作ります。
![]() 丁度良さそうなツマミを元にして作ります。 |
![]() ドリルの先端に取付て棒ヤスリで削ります。 |
![]() 削り途中のツマミです。あともう少し削ります。 |
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![]() ノコギリで溝を作って |
![]() 手でつまむ部分の板を作って・・・ |
![]() 削った板を溝に接着固定して完成です。 |
![]() 今までより完成度の高いツマミが出来ました。 |
まだまだ道のりは長いですが・・・、引き続き製作をしたいと思います。
この続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり4」で紹介します。
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