いらっしゃいませ
Ver.2

2003/02/17

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「待っていたんだよ」 ふきのとうの絵手紙


 2月も半ばを過ぎて、ここ諏訪でも寒い北風を遮るように日差しが日増しに強くなってきました。
 沢山降った雪も段々消えて、日当たりの良いところには、黒土が見えてきました。
 ふと、寒風の吹き抜ける庭の残雪の境目に春を見つけました。「ふきのとう」がたったひとつ芽を出して、「もうそこまで来ているよ。」と教えてくれているんです。
 雪の下で春を迎える準備をしている草花の芽が一斉に姿を見せる日も、もうすぐですね。

  不況で懐は益々寒くなってきそうですが、せめて心の中には、芽吹きの春をそっと入れておきたいですね。
私はこの時節がとても好きです。何か希望が広がるような気がするからです。
画材も豊富になって描いて描いてと呼びかけてくるんです。
 こうして春の息吹を、こたつにあたりながら、しみじみと感じ取れるのも、
平和であればこそと、このごろ強く感じます。
 迫り来る戦争の恐怖・・・
イラクの人達は今どんな思いで生活しているのでしょうか。
何とか国連の努力と世界中の世論の広がりで戦争が回避できるよう祈らずにはいられません。・・・いちばん犠牲になるのは婦人と子供達でしょう。・・・
 
 皆さんのお住まいの近くには、春はどんなかたちで訪れるのでしょうか?


追伸
 このページを用意している間にすごい出来事がありました。戦争に反対するデモの波が地球を一巡して、1000万人以上の人々が平和への意思表示をしたというのです。このニュースを知って涙が出るほど感激しました。
それともう一つ、大雪が降って諏訪はまた雪に埋もれてしまいました。
 





「お気に入りの湯飲みで一人お茶する時貴方の笑顔に逢えたらいいなとつくづく思う」 湯飲みの絵手紙
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