いらっしゃいませ
Ver.10

2004/01/10

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ふきのとうの絵手紙 小寒に早くも貴重な春の味

 明けましておめでとうございます。
今年は暮れから正月に掛けて暖かかったせいか、もう庭の隅にふきのとうを見つけました。「七草粥の変わりにふき味噌にして食べよう。」と夫と二人炊きたてのご飯に載せていただきました。昨年8月から我が家は、年金暮らしに入りました。息子が勤め先から毎年貰ってくるので、あてにしていたおせち料理も今年はなく、しかたがないので31日の午後になっておもちを少しばかり買ってきてお雑煮が我が家の唯一のごちそうでした。そんなこんなで七草粥の材料を倹約してふき味噌になった次第です。

 今年は、私たち夫婦始まって以来の寂しいお正月になってしまいました。「年金暮らしがこんなにも厳しいものか!」と思い知らされました。これからも、年金の支給はカットされそうですね。消費税も上げられそうです。年寄りになって働けなくなると夢も希望もなくなるということなのでしょうか。 「定年退職したら母ちゃんと旅行にでも行こう。」と毎晩遅くまで残業して働き続けた夫の夢も・・・? 
 これでは「平成姨捨山」です。
 平和が脅かされ生活が脅かされ、私たち庶民は黙っていてはいけないのではないでしょうか。
 何時も寄ってくれる一年生が休み明けの学校帰りにみんなで「明けましておめでとう」と寄ってくれました。「新年の挨拶に寄ってくれるなんて、かわいい・・・」胸に熱いものがこみあげます。この子達が大人になる頃に「徴兵制」が待っていて良いのでしょうか。夫は「自衛隊員がイラクで死ねば自衛隊へ入る人は居なくなる。そうすれば徴兵制しかなくなる。」というのです。そんな簡単なことだとは思えませんが平和憲法が生き残れるか、いつか来た道へ逆戻りするのか、今年は大きな分かれ道が待っているような気がします。
声を出せるかたは声を、字を書けるかたは文章で、あらゆる方法で皆さんが行動するときが来ていると思います。
平和と希望を子供さん達に受け継いでいきたいものですね。
 

防寒帽子の絵手紙 乱れ髪いろいろかくしてだから好き
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