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直径 (π) |
高さ (H) |
重さ (W) |
容量 (CC) |
碗 |
96π |
75mm |
200g |
180cc |
皿 |
160π |
32mm |
206g |
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佐藤公一郎 梅花皮赤志野
美濃焼
梅花皮(かいらぎ)とは、井戸茶碗の高台付近に粒、縮れ形状に焼きついた釉薬の事。井戸梅花皮茶碗の出生は李朝時代(韓国、鎮海市)で、その全てが日本にあり、韓国には現存品がありません。

曜変天目の全てが日本にあり中国に現存していない事実と重なります。即ち「茶人好み」として価値の高い作品はその殆どが日本の大名家・茶人の元へと旅立ち納まったのです。
つまり、祥瑞(しょんずい)井戸梅花皮(いどかいらぎ)曜変天目(ようへんてんもく)は日本から中国、韓国に注文された特注品だった事が判ります。

佐藤氏の「梅花皮」は二重かいらぎでこしらえてあります。今のところ、初めて見る技法です、釉薬に「貝灰」や「わら灰」を使うとされており、作者事に微妙に配合が違い、難しい技術であります。

カップもソーサーも渦巻き状のかいらぎが下層に見えます。その上に2層目のかいらぎが勢いをつけ流れています。一つとして同じ塊は存在せずダイナミックな紋様となっています。
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