直径 (π) 高さ (H) 重さ (W) 容量 (CC)
 碗 70π 65mm 91g 150cc
 皿 138π 23mm 162g ---


玉彩梅詰
鍋島焼 

1652年肥前の国鍋島藩は有田、岩谷川から1661年伊万里、大川内山に御用窯を移します。1675年生産は本格稼動します。関所を作り易かった四方を山に囲まれた地形と陶土が豊富だったのが理由です。



現在も青磁原料陶土として原石から利用している鍋島焼。風光明媚なこの地には日本で最初に焼かれた磁器の伝統と技術の継承、名窯が多く、作品は傑出しています。

カップ内部の染付け


この作品「玉彩梅詰」は畑萬陶苑の代表作銘柄です。皿写真を見ると判りますが、一枚一枚の花びらはこんもりと盛り上がっており、花中央に金彩を施した梅の花と、小さなドットで埋め尽くされています。溜息が出てきそうです。

三羽カラスは、一羽では物足りず、二羽では収まらず、三羽でピッタリの唐津焼伝統柄で、近接地で有るが故の引用ですね。