|
直径 (π) |
高さ (H) |
重さ (W) |
容量 (CC) |
碗 |
80π |
48mm |
83g |
150cc |
皿 |
140π |
18mm |
118g |
--- |
オールドノリタケ金盛
則武
1910年(明治43年)米国向け輸出品傑作
カップ天渕下辺りのピンクとブルーのエナメルの盛り上がりがお分かりでしょうか。中央花柄の四隅にも施してあります。七宝、ガラス質とは違い、ノリタケ独自のエナメル技法。
アップ写真

更にアップ写真

8色による色絵手描き。白磁の上に一筆々丁寧に描かれていて発色が素晴らしいです、百年前のお品です。一部金彩の劣化が見られますが管理の良い特上品。
引いてみましょう

百円程の面積に手描きされています。繊細で丁寧、技術の粋を散りばめたオールドノリタケの評価がこれでお解かりになるかと思います。海外評論家も絶賛するこの時期のノリタケは海外コレクターも多く、年々価格が上がり最近は入手困難になってきています。職人魂が埋め込まれた芸術品ですね。
カップのみに陶印があり、ソーサーにはありません。緊張したのか、これほどの作品なので少々押印の力が強くなっています。
 |
|
 |
|