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直径 (π) |
高さ (H) |
重さ (W) |
容量 (CC) |
碗 |
62π |
62mm |
62g |
90cc |
皿 |
128π |
18mm |
92g |
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オールドノリタケ金盛
則武
1910年(明治43年)米国向け輸出品
中央の「M」は森村家、家紋(下がり藤)は逆になっています。

横に持ってみました。

森村市左衛門により1904年に森村組が設立され、早くも1906年には英国に初期ノリタケウェアは輸出されています。大倉孫兵衛、村井保固、広瀬実榮が後に出資参加した森村組の製品は作れば売れる隆盛を極めます。
森村の金盛り技術とローゼンフェルトのBoneChina技術の交換により森村製のBoneChina輸出は1938年が最初であります。
1910年代までがアールヌーボー様式
1922年から戦前までがアールデコ様式
ノリタケの初期輸出品はBoneChinaでは無く瀬戸から仕入れた灰色陶土生地であるので、青みを帯び、ポツ(焼ムラの点)があって味わいとなっています。
1918年(大正7年)のオールドノリタケです。もともと家にあったものでアメリカからの里帰り品です。

これ以降のスナックセットはアールデコとなり、(女性の顔とか)
テーブルウェア(皿、カップ)は古い程人気が有り
ファンシーウェア(置物、壺)は新しいアールデコ様式の方が人気が有る逆転現象もオールドノリタケの面白みですね。 |
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