直径 (π) 高さ (H) 重さ (W) 容量 (CC)
 碗 78π 72mm 121g 180cc
 皿 150π 25mm 212g ---


林九郎  金襴手
波佐見焼

五色 (青緑・黄・赤・白・黒紫)
錦 (色彩が豊富で美しい)
染付 (焼き入前の素地に呉須で絵付)
呉須 (焼き入後の白磁に呉須で絵付)
染錦 (染付と色絵と金彩、錦手の事)
金欄手 (染錦の豪華版)



金彩には主に金箔と金泥があります。北村和義氏が金箔を多様していますね。金泥は紋様や線、縁取りなどに使われ、金塗りの持ち手は美しいです。



五色の内、白は白磁の色なので、3〜4色以上を使う多色色絵を錦と呼びます、ヨーロッパでは大変な人気で元禄時代日本の輸出高の大半を有田が占めていた訳です。

この錦手をさらに豪華絢爛にしたものが「金欄手」

古伊万里様式とも呼ばれるこの豪華なデザインは古今東西未だに人気を誇っております。ただし、「古伊万里」は江戸時代の作品に限ってそう呼びます。

「古伊万里」は経年劣化によって磁器表面のツヤがあまり無く、光反射率が低いです。且つ細かな擦過傷と皿も碗も歪みが見受けられます。古伊万里様式の器でも表面がキラキラ輝いて、傷一つ無く、歪みの無い綺麗な作品は最近の作品と言う事ですね。