大明成化年製 古い湯呑み、蕎麦猪口

「大明成化年製」
「大明萬暦年製」
「福」
などの銘が裏に入っている有田焼は江戸時代の景徳鎮の写しです。
中国の「明時代」1460年頃の景徳鎮本物は恐ろしく高価です。
「古伊万里」としての価値はこの銘で判りますが、昭和時代の大量頒布品にもこの銘は入っております。

白磁のツルツル、ポツがあるかどうか、高台が低いかどうかなど「古伊万里」と「昭和」の判別は比較的簡単です。

本家、1460年頃の景徳鎮製は薄い呉須で二重線の四角の中に「大明成化年製」と銘が有る場合が殆どです。これも近代の偽物が大量に出回っているので注意が必要です。

古い蕎麦猪口の場合、「鍋島」は献上品だった為にそもそも作られる数にも納め先(大名家)も限られ滅多な事で市場には出てきません。