以前の「ひとこと」 : 2024年2月後半
それぞれの日の記事へのリンクです
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2月25日(日) 更新を再開します
久しぶりに数か月単位で更新をしませんでした。この際、情報発信の仕方を変えようかなとも思ったのですが、馴染んだ環境で可能な限り継続しようかなと思っています。更新停止中に見に来てくださった方、申し訳ありませんでした。
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昨年10月6日(金)を最後にしばらく更新を中断し、12月の初めに1日だけ近況報告を書いて、それ以降このサイトは手付かずでした。実はその間、使っているPCが壊れてしまって(画面が映らなくなった)、PCを新調したりしていました。この間、一部メールなども失ってしまいました。受信する大部分がspamメールなのですが、もし重要なメールにお返事できていなかったら大変申し訳ありません。
このサイトは古いスタイルのhtmlをテキストエディタでタグを手打ちで書いているのですが、文字コードもスタイルも何もかも超オールドファッションです。良い機会なので見直そうかなあとも思って少し調べてみたのですが、変更は見送ることにしました。
データを置かせてもらっているプロバイダの lcv.jp のサービスが昨年変わって、1アカウントあたりのwebサイトのファイル容量が1GBに拡張されました。このサイトの公開を始めたころは10MBだったのです。数年後に100MBに拡張され、ようやく1GBです。2017年からの分は別アカウントにリンクしていました。また、特にあやとりの画像などは fc2.com の blog に記事を公開して、そこにリンクを張るようにしていました。今年からは再びローカルに置こうと思っています。写真は基本はXGA(1024x768)サイズにすることにして、表示はQVGA(320x240)にして、画像をクリックするとXGAで表示するようにしようと思っています。でもこれだと1GBはわりとすぐにいっぱいになってしまうかもしれません。
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久々なので軽い話題から。「ハクメイとミコチ」というマンガのファンなのですが、毎年1月に新しい巻が出るのを楽しみにしています。今年の1月に出版された12巻に「特製万年カレンダー」が付いている特製版があるということで、喜んで購入しました。(特製版が見つかる前に「おまけ」なしの普通版も買って手元にあります。)
「ハクメイとミコチ」特製万年カレンダー 机の上に置いて、毎日楽しみにめくっています。
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2月23日(金)は雪でした。雪かきをしました。小鳥が庭の木の枝に小さく丸くなっていました。
24日(土)は晴れて雪はほとんどなくなりました。ところが25日(日)は再び雪で、雪かきをしました。寒い三連休でした。
<おまけのひとこと>
24日(土)の16時過ぎに、妻を駅まで迎えに行きました。そうしたら「隣の駅と、さらにもう1つ隣の駅の間で自動車が線路に転落した、という連絡が入ったため運転を見合わせています」という構内放送が流れました。どこか途中の駅で止まっているなら、そこまで迎えに行かないといけないかなと思っていたら、「隣の駅までは通常運転します」ということで、定刻で列車が入ってきました。結局、転落した車の撤去に3時間ほどかかったようで、その先まで乗車する旅客は3時間以上列車内で待機することになったようです。
2月26日(月) あやとりの研究
あやとりの話です。
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日本評論社の「数学セミナー」という老舗の数学雑誌があります。実は2024年4月号から、この雑誌に「あやとりの楽しみ」というささやかな連載を書かせていただくことになりました。お正月休みと2月の2回の三連休も活用して、第5回くらいまでの原稿案は作成してみています。いろいろ調べたり、図を描き直したり、あたとりを取り直して写真を撮り直すといった作業をこつこつと進めています。
少し先のほう(たぶん第8回:11月号)でご紹介しようと思っている手法をアレンジしたあやとりです。
あやとり試作:欄間格子風 これはかなり長いあやとり紐を使っています。左右それぞれの手の親指と小指の間(外周の長方形の縦線の部分)には3本の糸がかかっています。あやとり紐の輪の結び目の位置がちょっと残念です。
過去のあやとり協会の機関誌などの文献を見ていると、改めて先人の研究の広さ、深さに感銘を受けます。可能な限り正確にオリジナルを示しながら、あやとりの素晴らしさを少しでもお伝えできたらと思っています。
<おまけのひとこと>
改めて「あやとり」のストックも増えてきているのですが、連載の公開に同期して補足の解説を書けるといいなあと思っています。
2月27日(火) 7本骨の傘
久しぶりの更新なのに軽い話題ばかりですみません。ちなみに本日2月27日はこのサイトを公開した記念日でした。
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最近ひんぱんに訪問している大学で、目的の研究室に向かう廊下にビニール傘がたくさん広げて干してあったのですが、そのうちの1つが7本骨だったのです。ビニール傘でも7本骨ってあるんだ、と思って写真を撮りました。
訪問先の研究室で、あまりみたことのない7本骨のビニール傘があったという話をして、ふと脇を見たら、そこに干されていた黒い折り畳み傘が7本骨でした。持ち主の大学院生に「これも7本骨ですね」と言ったら、「4〜5年前からずっと使っている傘だけれど、この傘の骨が7本だということに今初めて気が付いた」と言っていました。傘の骨の本数って気にならない人には気にならないものなのですね。
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昨日の朝も5cmくらい雪が積もっていたので、運動を兼ねて30分ほど雪をきれいに片づけました。昼間は晴れて、雪はほとんどなくなったのですが、雪による倒木で市内で停電が何か所も発生していて、その中に水道施設も含まれていて、「断水の恐れがあるので節水にご協力を」という広報が流れていました。停電すると凍結防止帯が効かなくなるので水を流しっぱなしにするといった対応を取らざるを得ないのですが、さらに断水すると非常に困ったことになります。幸い直接の被害はありませんでした。
<おまけのひとこと>
更新をお休みしている間に入手して読んだ本がたまっていて、それをご紹介したいのですが「何の感想を書いたか」を忘れてしまっています。
2月28日(水) 様々な面の上の迷路
迷路で遊んでみた話です。
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Wolfram Demonstration Project の Maze on Various Surfaces(様々な面の上の迷路)というのを試してみました。
例 1:円柱 例 2:トーラス 円柱は上下の辺がつながっています。トーラスは上下および左右がつながっています。この例2のトーラス迷路、盤面上をかなりまんべんなく巡る経路になっているのが良いと思いました。
例 3:メビウスの帯 例 4:クラインの壺 メビウスの帯は上下が反転してつながっています。左からnマス目から出ると、右からnマス目につながります。さらにクラインの壺は、上下はそのまま、左右は反転してつながっています。クラインの壺の迷路はわかりにくいのでこちらに解の画像を置いておきます。
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実物を作ってみたくなったので、円柱の迷路を手で描き写してみました。
切り取って接着します。
全体が俯瞰できなくなるので、ちょっとだけ難易度が上がって少し面白くなります。
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玄関のひさしの上に積もった雪が凍って固まってしまって、人の頭の上に落下するととても危険なので、昨日のお昼休みに落としました(在宅勤務でした)。二階の部屋の窓から雪かきスコップを使って落とすのですが、雪や泥などが付着した雪かきスコップを室内に持ち込むのは避けたいのです。二階の窓から紐で釣り上げることにしました。
長い紐を準備して、その先に重りを結び付けて窓から静かに降ろします。紐の先端が落下しないようにしてから玄関の外に出て、重りを外して雪かきスコップの柄に紐を結び付けます。二階に戻って雪かきスコップをゆっくりと釣り上げて、紐をつけたまま雪落としの作業をして、終わったら再びゆっくりと雪かきスコップを地面に降ろします。玄関の外に出て、スコップを紐から外して落とした雪を片付け、最後に二階に戻って紐を回収して終わりです。
紐はビニールテープを使ったのですが、最後に雪かきスコップを外した後、風でテープがあおられて細かく引き裂かれてしまい、紐としての再利用がむつかしくなってしまいました。先端を結んでおけばよかったと反省しています。風が強い日だったので、重りやスコップを付けた状態で釣り上げたり降ろしたりするときに、風にあおられてガラス窓などにぶつからないように注意が必要でした。こういう作業も楽しいです。
<おまけのひとこと>
昨日の夕方、市内の停電およびそれに伴う断水は復旧した、という連絡があってほっとしました。昨日は13時半から19時までずっと会議でした。在宅勤務だと会議室の移動がないのが楽ですが、全く休憩無しで座りっぱなしというのは逆に負担です。
2月29日(木) 3Dの迷路
今日も迷路で遊んでみた話です。
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Wolfram Demonstration Project の 3D Mazesが楽しいのです。まずは幅、奥行き、高さのマスの数を変えられる、3次元格子の立体迷路です。
(x,y,z)=(3,4,2)の例 幅と奥行きと高さ(段数)を指定するとランダムに迷路が生成されます。左側が上の階、右側が下の階で、上の階の床が白いところがフロア間を行き来できるマスになります。上の迷路を斜視図にしてみました。
斜視図 手作業で作ったのでかなり雑な図です。赤と緑の丸を結ぶ経路を見つけてください、という迷路です。斜視図よりも平面図のほうが考えやすいと思いますが、斜視図を作ってみて満足しました。
解 経路を描き加えてみました。わかりにくいですね。
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(3,4,3)のサイズの問題をいくつか生成して試してみました。
例題1
例題1 解はそれぞれこちらです(例題1の解、例題2の解)。それぞれ別窓で開きます。
<おまけのひとこと>
今日は仕事で大事な報告があります。もともとは12月の年末最終日に報告を予定していたのが、聞いていただく側のご都合でちょうど2か月ずれたのです。「資料はそのままで良い」ということで油断していたのですが、昨日練習したらちょっと時間が足りなそうです。さてどうなることやら。