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6月2日![]() |
奥日光を歩く <竜頭の滝〜中禅寺湖北岸〜西ノ湖〜高山(1,667m)> |
自宅発(4:00) 佐久IC〜沼田IC 金精道路を通り奥日光湯の湖到着7:30 竜頭の滝上駐車場(9:00)〜竜頭の滝〜中禅寺湖北岸〜熊窪〜西ノ湖〜千手ヶ浜〜熊窪〜高山〜竜頭の滝上駐車場(15:50) |
奥日光を歩くのは1994年の夏以来2回目となる。
今回歩いたコースは昭文社発行の「尾瀬・日光を登る」に逆コースで紹介されていて、初夏はツツジやシャクナゲの花で彩られると書かれている。ってことで目的はツツジとシャクナゲ。
せっかくだったのでまずは湯の湖に寄り、湯川沿いに湯滝・小滝を見てから竜頭の滝上の駐車場に車を止める。
歩く準備をしている間次から次へとバスが到着し、小学生が下りて行った。小旅行なのかな?
竜頭の滝
竜頭の滝の上にはミツバツツジが咲いていたが、思ったほどではなかった。もしかしたらあんまり期待できないかも・・・
竜頭の滝から中禅寺湖の北岸に入ったが、ツツジは・・・ミツバツツジの花がらたくさん足元に落ちていて、ヤマツツジは蕾が多かった。インターネット検索結果の、<蕾がふくらんでいる>に期待して来たが、どうも端境期に来てしまったようだった。
気を取り直して、西ノ湖(にしのこ)まで行く。
西ノ湖
西ノ湖は以前クロカンに来た時、なぜか私の体調がすぐれず、ペーターだけが来たといういわく付き(笑)の湖。今回は行く事ができて良かった。ちなみにその時は2泊3日で行ってて、中1日私は宿泊施設でごろごろしていた。今にして思うと非常にもったいなかった。
西ノ湖畔に多い「ハルニレの木」、以前と変わらぬ姿でペーターを迎えてくれた。
6月3日![]() |
那須岳 <茶臼岳1915m〜朝日岳1896m〜中の大倉尾根> |
コース:那須ロープウエイ(8:30)〜茶臼岳〜峰の茶屋〜朝日岳〜清水平〜北温泉分岐〜中の大倉尾根〜中の大倉山〜北温泉〜車道〜那須自然研究路〜休暇村(15:30) |
那須岳の概要 茶臼岳・朝日岳・三本槍岳の総称であるが、南月山・黒尾谷岳を加えて那須五岳ともいう。 茶臼岳が那須岳を代表する山であり、最高点1915m、東側の標高1690mまでロープウエイがあり、登頂が容易である。 朝日岳1896m、三本槍岳が一番高く1916.9mで、名前から鋭峰を思わせるが実際は重量感のあるゆったりとした山容である。 |
那須に移動後の2日目は軽く「中の大倉山」の予定だった。
ところが朝起きたら予想外の快晴にせっかくここまで来たのだから、と私の希望で那須岳に登ることにした。
当初予定の「中の大倉山」も最後に通ることになる。
ところで私もペーターも那須に来たのは初めて。宿泊は那須岳麓の「休暇村那須」予約が遅かったため、本館が取れずコテージになった。
砂礫の道を登って行く
山頂に向かう人々
山頂からは那須連峰で一番高い「三本槍岳」、これから行く「朝日岳」が良く見え、遠くには雪をまとった山々も見えた。尾瀬の燧ケ岳、会津駒ヶ岳方面かな?
富士山のお鉢めぐりのように山頂を一周し分岐を峰の茶屋方向へ行く。そのままロープウエイ方向へ行く人は案外と少なく、峰の茶屋から下って行く人、牛ヶ首から山頂駅に戻る人が多そうだった。
峰の茶屋から茶臼岳山頂を望む 右に延びる水平動は牛ヶ首へ続く
峰の茶屋は強風地帯として有名なところ。説明書きには10〜5月が強風とあった。
すでに6月に入っているためかこの日は無風だった。
朝日岳までの道は一部鎖場があり、最後は急なザレ場になる。
朝日岳に向かう途中1箇所だけ雪渓があって驚いた
朝日岳から先はシャクナゲやミネザクラが咲いていた。でも花数がとっても少なかった。
茶臼岳を振り返る。左下に延びている道を下るとロープウエイ山麓駅
朝日岳から、熊見曽根、清水平を経て、三本槍岳との分岐に出る。三本槍岳は数年後の楽しみに取っておくことにして、今回は右に折れて中の大倉尾根を下る。
この道はシャクナゲと最後はシロヤシオが咲いているはずであったが、シャクナゲはほとんどなかった。
登りたくないと思う、急で長い階段。
最後に期待していたシロヤシオは花数がすごく少なく、例年の1/3程度らしかった。
それでも、最後の最後に下った北温泉への道には咲いている木が何本もあったが、残念ながらガスの中だったので、はっきり見る事ができずに残念だった。
北温泉からは車道を40分ほど登り、那須自然研究路を15分ほど歩くと休暇村に到着。
最後の車道歩きが今回の中で一番辛かった。
休暇村の出発は4:30、途中八幡のツツジを見て帰路についたため、自宅到着は夜10:00だった。
それでも思いがけず那須岳に登れて、大満足の2日間となった。