七年に一度の天下の大祭 御柱祭 原村観光協会公式ページ       お問い合わせ先 TEL: 0266-79-7072



式年造営御柱大祭

4月山出し 5月下社宝殿遷座祭 5月里曳き・建御柱
6月15日上社宝殿遷座祭

諏訪大社の諸祭儀の中でも特筆すべき大祭で、社殿の建替とその四隅におんばしらと呼ぶ大木を曳建ることに大別されます。起源は遠く古代に遡りますが、平安朝時代初期桓武天皇の御代からは信濃国の総力をあげて奉仕され費用の調達の為に元服の式や婚礼、家屋の新築や増改築が禁じられたこともあります。 現在は御宝殿(本宮、春宮、秋宮)計3棟の御造営と諏訪地方一円約20万人を超える氏子により、老若男女の区別なく御奉仕頂いております。
おんばしらの用材は【樅の木/檜の木】が使われ、三年前から御用材の選定等準備が始まり、上社関係は約25km隔たる八ケ岳の中腹にある社有林「御小屋山」から、大きな柱は周囲【3/6】m、長さ【16/25】m余、重さ【12/20】トンにも及び、独特の木遣り歌と共に千人から二、三千人の人々により曳行されます。 車もコロも使わず人の力だけで曳行する為に原始的ではありますが、急坂を曳き落したり、川を曳き渡したりする勇壮なお祭りです。


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