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【 大変なことが分かってきた 】 私達は、富士見高原に別荘を建てるために、6つの条件を満たすための建築工法や様々な住宅性能について検討した結果、基礎も含めて丸々断熱できる外断熱工法の高気密・高断熱住宅を選択しました。 そして、水回りの配管関係をすべて地下から屋内へ引き込み、露出配管はなるべくしないようにし、また、屋根からの氷柱や落雪対策と外観重視を考え家の周りになるべく住宅周辺機器を設置しないように努めました。 |
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ところで、我が家は夫婦とその両親ともに東京生まれの東京育ち、いわゆる田舎がありません。 ですから東京での生活様式しか経験が無く、田舎暮らしの生活に憧れを抱いていました。 しかし、全くの都会育ちの家族が本当の田舎暮らしをする自信はありません。 定年退職後のことを考え、今後どのように生活して行こうかと悩みながら、田舎に憧れを抱いていてもそれを実行するのは不安がいっぱいといった感じでした。 そこでとりあえず思いついたのが別荘での「週末族」と称する時々田舎風な生活をおくることでした。 |
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一方、我が家の家族構成は3人対1人で圧倒的に女性に有利な状態で、女性陣の意見が最も優先せざるを得ない状況にあります。 標高1200mの森の中に建てる住宅である以上いろいろなことを我慢せざるを得ないと考えるのは私一人でした。 そこでお山暮らしの本を読んだり、インターネットで検索したりして情報を集めるにしたがって、「家の中には虫が這い回る」、「トイレは水洗ではないかもしれない」、「水道は井戸を掘るところもあるらしい」、そして「冬場は水抜き水通し作業を行わないと水道管が凍結し破裂してしまう」等々、女性陣には知られたら大変な事になりそうな情報ばかりが集まります。 一番の問題は、水抜き作業とトイレ対策でした。 水洗トイレはもちろんのことウォシュレットは当たり前、そして2階にも設置せよ!との厳しい条件です。 また水抜き作業は女性陣には出来ない(したくない)ので、将来娘達だけでスキー旅行とかで、お山の家を利用することが出来ないなどの大変な問題が明らかとなったのでした。 冬の八ヶ岳に魅力を感じ、クリスマスやお正月はもちろんのこと週末毎に雪の富士見高原を訪れたいと思っていた私達にとっては思いもかけない問題ばかりでした。 |
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では次回は、この6つの条件を満たすために「思いついたこととは」をお送りします。 |
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