令和7年 市長ご挨拶
あけましておめでとうございます。
さきほど出初式ということで、皆さんには素晴らしい日頃の訓練の成果、規律正しい隊列、素晴らしい皆さんの様子を観閲することができました。観閲の時にも申し上げましたけれども、諏訪市消防団の昨年の大活躍、大変うれしいとともに、これは一朝一夕にできるものではなく先輩そして消防署や色んな皆さんのご指導やご協力をいただきながら、着々と積み上げてこられたその成果の証明であるというふうにとらえさせて、その瞬間のことだけでなく、日ごろの皆さんのご尽力に改めて感謝申し上げたいと思います。
本年は穏やかな新春を迎えることができて、ほっとした思いでありますけれども、昨年の能登の災害が、そして今現在東北では豪雪による被害等々で大変な思いをされている皆さんがいること思いますと、災害は予定されたとおりに来るわけではなく、思わぬ時にいつ何時でも襲ってくる、そうした時に危機管理、防災、減災そうした構えを日ごろから備えておくということの重要性というのは昨今改めて認識されているということがあります。そうした時に私たち行政とすれば市民一人ひとりが自分自身の命を守る、自分の財産を守る、そして仲間を守る、これが原点であります。そしてその周りでお互いに助け合う、協力し合う、この共助の充実、これも大切であります。我々行政と致しましてはそうした皆様のグループを、しっかりと後ろ支えする、行政としての役割を果たさなければなりません。この自助、共助、公助といわれる中であって、消防団この組織は郷土愛に基づいて仲間を信じあい、そして一般の市民よりも一歩二歩とスキルを持った、そしてスキルを充実して訓練を重ねてきた特別な部隊になります。この消防団の皆さんが市民にとっては安心や頼りがいのある大切な位置付けであり、我々行政にとっても頼りがいのある大切な組織であると思っております。
今日は県や市や関係の応援団の皆さん、ご来賓でいらしていただいておりますが、これから先、地球温暖化や発生確率の高まる地震、こうしたものに対して我々は備えの気持ちをさらに充実しなければなりません。私はこうした時期にあって諏訪市消防団は先ほどありましたように全国大会で準優勝というような成果を挙げてくださったこと、霧ヶ峰の火災やその前の水害において総理大臣表彰を受ける活躍される、それは並大抵な努力ではないと思います。コロナという思いがけない災害が数年間において、ポンプ操法大会に対する考え方いろいろ変化がございました。これはそれぞれの考えがございますけれど、諏訪市消防団そうした中にあっても原点に立ち返って消防の本旨が何かを見つめながら訓練を重ねてきたこと、これがこの結果に結びついているとも感じます。その思いに心からの敬意と感謝を申し上げ、これから先も我々市民の目標であり、頼りがいのあり、我々行政にとってもかかすことのできないパートナーであり続けていただくために、今年一年間も消防団員の皆様には団長のもとに結束をされ、そしてご自身のご健康に留意をされまして、ご活躍いただくことを心より祈念申し上げます。そして皆さんを支えてくださるご家族の皆様にもくれぐれもよろしくお伝えいただきたい、そして感謝を伝えていただきたいと思います。
本日表彰される皆様におかれまして、わたくしのことを横においても、崇高なる使命に忠実にそして果敢に何年にもわたってご奉公くださった皆さんであります。心から感謝とともに表彰にお祝いを申し上げたいと思います。これからもいろいろなことが起こるかもしれませんが我々はそうしたことに動じず、諏訪市民の身体、生命、安全、これを守るために同志としてがんばってもらいたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。今年一年の皆様のご健勝ご多幸を申し上げまして、日頃の感謝と本日のお祝いのご挨拶とさせていただきます。いつもありがとうございます。
令和7年 1月12日
諏訪市長 金子ゆかり
70shunenn.htmへのリンク
リンクを更新しました。
2025年3月8日
消防団のしおりを変更しました。
2025年2月2日
市長ご挨拶、団長挨拶を更新しました。
2024年10月27日
全国消防操法大会の結果を更新しました。
2024年7月15日
消防ポンプ操法大会、消防ラッパ吹奏大会の結果を更新しました。
2024年5月25日
行事予定、分団紹介の更新をしました。