トイレ トレーニング 1歳の夏編 |
赤ちゃんから子供になる過程にはいろいろなことがあるけれど、恐らく最大の難関がこの「トイレトレーニング」(のはず)。当然私も臨戦体制でこの一大イベントに望みました。 まず、1歳の夏はとにかくオムツの節約ということで、昼間はパンツ。当然洩らす。夕方は毎日20枚くらいのパンツを干しておりました。まあこの頃は取る気がないから、パンツが濡れたら気持ち悪ーいを覚えてくれれば結構。 ついでにおトイレの場所はここよとばかりに、可愛い絵を飾ったり、里絵里紗用の補助便座をつけたり、二人がおトイレは楽しいと思ってくれたら作戦を実行。オムツをしたまま便座をまたがせたり、水を流すのをやらせたり。全ては来年の夏の本格トレーニングの前哨戦。 やがて秋になり冬。当然二人はオムツ。冬は寒いもん、こんな時期にトイレトレーニングしなくたって生きていけるわ、ぐらいの呑気な気分でいました。 ところが、一体どうしたことかそんな寒いある日、里絵が突然「おトイレする」と言い出したのです。まあすぐに諦めるだろうととりあえずトイレに座らせると、「うんちがでるの」エーっ、本当。しかしなかなかでない。5分、10分・・・、「もうやめたらー?」「がんばる!!」付き合っている私は寒くていられない。20分、25分・・・、「もういいよ。止めよう」。他のお母さんはここで「頑張れ」って励ますのかもしれないけど、私は自分が寒いから早く部屋に戻りたい一心。(これって母親失格?!) 30分、「ママ、出た」「やったー」もう里絵は凄い子供だと思った。うちの子って天才?みたいな親ばか状態。文さんの実家、私の実家に電話をかけまくった。「りえがねえ・・・」電話でジジババに誉められて、里絵はとっても嬉しそう。 でも以降、夏がくるまで里絵はオムツと友達でした。 |
2歳の夏編 | さあいよいよ2歳の夏。来年は保育園だし、頑張らなくっちゃ。親子ともども張り切りました。里絵は冬に1回成功していることが、大きな自信になっていたようで、数日であっさりオムツが取れました。問題は里紗。いきなり「おトイレは恥ずかしい」と言い出したから、さあ大変。里紗の前で「と」という言葉を口にしただけで、彼女は大泣き。 かたくなにトレーニングを拒否する姿勢に、こっちも根負け。無理にやらせてこじれては元も子もない、里紗の気持ちが落ち着くのをじっと待つのみ。しかし待つといっても・・・。さてどうしたことか、と思っていた時、トイレの方から里絵と里紗の大きな声。 「ぎえちゃんがおしっこするとこ、見る」はあ〜?まあいいや、みてみれば。 里絵は自慢げに自分がおしっこする所を見せています。(一体どういう子供達?)すると、里紗が「恥ずかしくない?」里絵は「恥ずかしくない!」。そのうち二人で「恥ずかしくない」の大コール。里絵が一生懸命里紗を励ましてくれました。 そして里紗も挑戦することに決めました。はじめはなかなかうまく出来ません。何回も便座に座るけど、肝心のおしっこが出ない。うーん、困った。でも里紗は頑張る。そして数日後、出た出た。初めはビックリしたようだけど、気持ちよかったみたい。自信もついたみたい。 |