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けんかが
始まった
双子というのは永遠のライバルらしいが、だからというわけでもないと思うが、動きが活発になると同時にけんかが始まった。わずか1歳そこそこの赤ちゃんの喧嘩がどんなものかというと、相手の髪の毛をつかんで転ばせるという荒業。まるで女子プロレス?
これは大変と、みど・ふぁど・キッズの例会でみんなに相談したら、何のことはないよそのお宅ではもっと激しいバトルが展開されていた。でもこれは子供にとっては大事なことのようだ。一見喧嘩なんてなんだか物騒だけど、これはこれで成長の一過程。でもこうやってなんでも話せる仲間がいて本当によかった。だって中には自分の育て方が間違っていたからこんな喧嘩する子になっちゃった・・・なんて、真剣に悩んでいるお母さんだっていたんだから。
同じ悩みを持つお母さん同士、いろいろ話して、別にこれという解決方法が見つからなくても、なんか話せたってだけで心が楽になっていくのがよくわかる。この時も結論は出なかったけど、勝ったり負けたりしていくうちに、やられた時の痛さとかを覚えていくでしょう、人の痛みをきっと覚えるよということでまとまった。
日記より 1995年12月27日
午前中洗濯物を干している時に、里紗が見たがった本を里絵が取ってしまって、里紗が泣きながら他のおもちゃを里絵に渡して、何とか本を取り返そうと必死になっていました。
里絵はそんな妹の心を知ってか知らずか、本とおもちゃ両方を手にしていました。りさがんばれ!

1996年1月1日
穏やかな1年の始まりです。チビ達が去年のお正月にはお世話になっていたほ乳瓶を全部捨てました。11本のほ乳瓶どうもありがとう。
元旦とはいえ、普段と何も変わらない1日でした。
あ然・・・ このページはけんかの話に終始していますが、私があ然としてしまったけんかの話をします。
けんかに関してはもう始まっても『またか』くらいに慣れてきた頃、またまた里絵里紗はけんかしていました。でもすぐに仲直り・・・と思いきや、何かよっぽど腹に据えかねることでもあったのか、里絵が里紗の顔を思いっきりつかみました。不意の攻撃にビックリして泣き叫ぶ里紗。なおもつかみかかる里絵。その時の形相といったら、思わず一歩ひいてしまったのは言うまでもありません。
このとき、里絵さんに何があったんでしょうねえ。まあ取り敢えず、姉の面目躍如といったところか。