年長になって
いよいよ年長。3年間の保育園生活も今年で最後。締めくくりの1年です。
何もかもが最後になってしまいます。
夏のプールでは、「もぐる」ことに挑戦。里絵は意欲的に取り組みました。里紗はスイッチが入るまでに相変わらず時間がかかったけど、その気になったらあとは早い。
二人とも自分で目標を決めて、それを達成することが出来たようです。
秋の運動会は、ちょっと難しいことに挑戦しました。それは縄跳びと逆上がり。どちらも4月頃から取り組んでいました。逆上がりはなかなか出来なくて、べそをかいていた時もあったっけ。ちょっとコツをつかめばすぐ出来るんだけど、それがなかなか難しかったみたい。
縄跳びも前回りと後ろ跳び位かなと思っていたら、運動会で披露してくれたのは、片足跳びやそれの後ろ跳びなど、エーこんなことも出来ちゃうのっていうくらい高度な技を披露してくれました。
上り棒もちゃんとできたし、かけっこだって一生懸命走ってたよね。ダンスもとても上手だった。里絵里紗だけでなく、クラスのみんなが本当に3年間でたくましく成長したことが、ママたちには感動的でした。
涙の発表会 毎年2月の下旬に、歌と合奏、劇をそれぞれ発表する「大きくなったね会」というのがあります。年少時も年中時もこれはとても楽しみでした。そしていよいよ最後の発表会。
里絵里紗のクラスは、何でもある程度のレベルで出来るクラスでした。年少の頃から劇も安心してみていられるクラスでした。だから年長の今、どの位すごいんだろうと、期待していました。劇は一人一役くらい。台詞もみんな大きな声でしっかり言えて、更に演技も上手!
合奏も練習の途中で先生方が、アレンジをちょっと難しくしたと聞いたので心配していましたが、あっさり上手に演奏していました。どの子もみんな自信を持って堂々としていました。
そして最後の歌。4曲くらい歌いました。最後の曲は手話つき。アレレ、一人二人と泣き出す子がでてきました。里絵と里紗もぽろぽろと大粒の涙を流しています。
『みんなともだち』というこの歌。
♪みんなともだち〜 ずっとずっとともだち〜 おとなになってもずっとともだち いえーい♪
もうすぐ1年生、大好きな先生方とお別れ、クラスの子は同じ小学校へ行くけど、一人Yちゃんだけは違う小学校。先生にこれが最後だからと、出番を前に声をかけられて「とても悲しい気持ちになった」(里紗)といっていました。「一生懸命我慢したけど、涙が止まらなくなった」(これも里紗)。
凄くいいことだと思うのです、こういうことって。体もずいぶん大きくたくましくなったけど、心もきちんと成長してくれたんだなあって、母は勿論他のママさん達も涙、涙の発表会でした。
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