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途中、下諏訪博物館で一服。 下のジョギンク道路は、融けかけた雪が道をおおい、ツルツルと良く滑ります。 雪道を歩くには、このノルデックウォーキングが大正解。 岸辺も、雪に覆われ湖面は塞がっています。 これで冷えれば、全面結氷しそう、御神渡りも出来るかな。 オオバンが国道を横断、これには運転手もビックリ。 大鷲のグルも、年末の29日にはやって来たそうで、出てくるのを待ちうけるカメラマンの姿も結構見られました。 |
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諏訪湖間欠泉センター: |
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今日は諏訪湖の周りの新しい観光スポットにもよってみると言うことで、 最初に訪れたのは諏訪湖間欠泉センターです。 センターは、昭和58年に冬も凍らぬ七つ釜で温泉の掘削中に間欠泉が自噴したのを期に作られ1990年に開館し、 温泉プール等も有ったそうですが、2005年に自噴も止まり、温泉プールも廃止されしまったのだそうです。 間欠泉は、今は時間で圧縮空気を送って噴出させているそうです。 二階には、諏訪のロケ地レビュー展と言うことで、 諏訪で行われた映画・TVドラマの撮影地の紹介資料や小道具が展示されていました。 TBSドラマ・サマーレスキュー、関西TVドラマ・ゴーイングマイホーム、映画・いま会いに行きます、永遠のゼロ等々。 残念ながら私はTVドラマ・映画もあまり見ないので情景は浮かんで来ませんでした。 三階は展望ラウンジと諏訪湖の花火の花火館がありました。 さすがに今日は足湯の客もいなそうでした。 |
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タケヤ味噌会館: |
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森光子の肖像画・作・鈴木八朗。 次に訪れたのは、向かいにあるタケヤ味噌会館です。 タケヤ味噌さんの創業は明治5年だそうですが、この会館は2001年からの営業になります。 創業当時は、米、味噌の販売等をやっており、味噌は自家製が主だったとかであまり売れなかったとか 、関東大震災の時に関東に味噌を供給、味噌が売れる様になったのは、それ以降だそうです。 昭和5年には現在の地に工場が出来たそうです。 温かいトン汁をいただき、疲れをふっとばします。 トン汁で元気を回復した後は、美術館を見学。 雲がゆく(霧ケ峰)・吉崎道治。 三保の不二・横山大観。 二階には、販売コーナー、創業当時の味噌作りの道具の展示等がありました。 一渡り見学して、次の訪問地・片倉館へと向かいます。 |
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片倉館: |
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浴場正面玄関と八角塔・換気塔。 | 狛犬・高村光太郎の作品。 |
諏訪市美術館は、昭和18年に片倉館の付属施設・懐古館として電気事業に力を入れた 三代目片倉兼太郎が建てたものを市に寄贈し美術館としたものだそうで、 国内の美術館としては、5番目に古いものだそうです。 今日の案内は、館長の山崎さんがやって下さる事になりました。 会館の玄関前で御挨拶と建物の紹介をしていただきます。 会館玄関の柱は、砂岩の板を張り付けたものだそうで、美しい模様が見られます。 玄関を入ると大きな狛犬が迎えてくれます。 これは、高村光太郎の作品だそうで、これを基に石像の狛犬を造り大鳥居と一緒に靖国神社に奉納してあるそうです。 正面玄関は今は使用禁止、脇の入口から会館に入ります。 入口を入ると、片倉館の四季の写真が飾られていました。 片倉館は平成23年に国の重要文化財に指定されたそうで、入口に指定書が展示されていました。 それによると、文化財に指定されたのは、浴場・会館・渡り廊下、石塁、噴水そして建築関連資料だそうです。 階段脇には、かつての片倉財閥を支えた大金庫が置かれていました。 昭和初めの金融恐慌と岡谷工場の労働争議の中、 80万(現在では数十億)の資金を地域の厚生施設建設に投じた財力の象徴でもある様でした。 階段を上り、二階の204畳の大広間を見学しました。
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