|
|
3/3 | |
八ヶ岳美術館:清水多嘉示没後30年展・菊池昇栄太の追悼展 |
|
![]() |
|
雪道を清水多嘉示の銅像に導かれ、入口へと向かいます。 美術館では小泉さんが我々を迎えて下さり、館内を案内して下さいました。 八ヶ岳美術館は、原村出身の彫刻家・清水多嘉示氏が作品を村に寄贈したのを受けて 、村営美術館として作られた美術館がそうで、建物は、日本建築界を代表する村野藤吾氏が88歳の時に、 八ヶ岳に噴火する岩をイメージして建てたものだそうです。 建物はここで、建築JIAの建築賞、25年賞を受賞したそうです。 藤吾氏はドアの取っ手にもこだわって説計されたそうです。 清水多嘉示氏は、最初は二葉高校教諭をやって、画家を志しておられたそうですが、 絵画を学ぶ為にパリに渡り、そこでアントワーヌ・ブールデルの彫刻に出会い彫刻家を志したのだそうです。 ここでは、時間の都合でこれから見学する星女嬢の像と 諏訪大社の狛犬の原型となった狛犬像の説明をしていただき先へと進みます。 |
|
![]() |
|
今日のメインは画家・菊池昇栄太氏の追悼展。 妻の星女さんが亡くなってからの作品が主だったようです。 奥さんの星女さんは、清水多嘉示氏の彫刻や、洋画・林武氏のモデルにもなつた美人だそうですが、 二人が八ヶ岳山麓に暮らす様になってからは、オニゼンマイから綿を作り紡いだ、 ゼンマイ織の作家として知られているそうです。 今回展示された、昇栄太氏の作品も奥さんがゼンマイ織の作業をする姿と、 それをじっと見つめる自分の姿をカモシカに変えて描いたものが多かったです。 そうこうしている内に、時間切れ、はやぶさの上映時間もせまつて来たので、 いそいで自然文化園の方に戻ることになりました。 窓の外には立派なつららが、地面まで届いているようです。
|
|
八ヶ岳自然文化園:HAYABUSA |
|
![]() |
|
入口には、試験用に使われたという宇宙船のカプセルがありました。
中での気分はすっかり宇宙だそうですが、乗り心地はいまいちだとか。 オーロラ写真展もやっていました。 売店には、色んな石を売っているし、中には鳥の剥製、 昆虫の標本もあり、宇宙船ありで中はちょっとした博物館の様でした。 |
|
![]() |
|
プラネタリュウムを上映するドームを使った、大迫力のはやぶさ往復の映像を45分間鑑賞します。 2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機・ハヤブサが小惑星・イトカワに到達、 岩石を採取して2010年6月に帰還するまでの物語をCG化した映画です。 今日の自然文化園での人気のお土産は、日食メガネ。 今年の5月21日には、首都圏近郊で金環日食が見れるとか。
首都圏で見れるのは173年ぶりだそうです。 帰りに八ヶ岳の山麓を回ってくると、所々にピンクのハウスが出てきます。 光変換ピンク農法というのだそうで、光合成を促進する赤色帯の光を増幅して、 植物の育成を促進する農法だそうです。 野菜の生育が良く、年に数回とれるようになるそうです。 結構山の方ですが、冬にもかかわらずやっている店がありました。 今日の締めはここでお買いもの。 皆さん今晩の献立を考えながら、いろいろ調達しておられました。 店内には結構いろんなものが置いてあり、鹿の肉や、イノシシの肉もありました。 今日の鏝絵探しの時は、雪がちらっく事もありましたが、 最後は八ヶ岳も(写真は権現岳)顔を出して、我々を見送ってくれました。 |
|
|
|
目次へ・・・・次ページ・・・・戻る | |
|